アフィリエイト

オールドドメインの外部評価を獲得しているサブページをシリウスで復元する方法

オールドドメインを活用する際に、意識したいのは以前の運営者のときに獲得している被リンクなどの外部評価をうまく活用することです。

トップページの場合は、意識しなくていいのですが、個別ページも被リンクを受けたりして、Googleからの評価が高まっていることがあります。

それらのページのURLが存在しないとGoogleはそのページが獲得していた評価の分、そのドメインの評価を落としてしまうことにつながりかねません。

外部評価を獲得しているサブページURLの活用方法

中古ドメイン販売屋さんの場合、各ドメインの詳細ページで下のようなセクションがある場合があります。

外部評価のあるページ

こういったページについて中古ドメイン販売屋さんのこのページには、下のようにあります。

外部評価を獲得しているサブページURLの活用

バックリンクが付いている、ソーシャル共有されているサブページのURLを活用しましょう。

[活用方法/その1] URLを復元する

最も望ましい形です。
同じURL構造を再現し、ページを設置します。

[活用方法/その2] 301リダイレクトで存在するページに飛ばす。

やや強引な方法です。
全てトップページに301リダイレクトする方法が最も簡単ですが、最も強引です。(非推奨)
中間策として、旧URL1件→新URL1件と言った形で個々に301リダイレクトを行うと言う形もありです。
WordPressで301リダイレクトを行う場合、Redirectionプラグインが便利です。

なので、対策は以下の優先順位でやればいいと思います。

  1. 同じURL構造のページを作ってあげる。
  2. 旧URLにつき1つの新URLを作成し、301リダイレクトをしてあげる。

1がどうしても難しい場合は、2で対応します。

シリウスでの復元方法

ドメイン直下の場合

ドメイン直下のURLの場合は、単純にエントリーのファイル名を変えてあげればOKです。

エントリー

スポンサーリンク

階層が深い場合

ただ、一番上にあげた画像のように、階層が深いページになると、一工夫必要になります。

例えば、http://example.jp/html/shop/lalala.htmlの場合、

  1. htmlというフォルダ名のカテゴリーを作成
  2. その下にshopというフォルダ名のサブカテゴリーを作成
  3. その下にlalala.htmlというファイル名のエントリーを作成

する必要があります。

フォルダ名のつけ方はほぼファイル名と一緒で下の欄でつけることができます。

フォルダ名

なお、日本語の「カテゴリー名」という欄には何を入れてもOKなので、狙っているキーワードなどでいれておくとよいでしょう。

結果的に、サイト構成は下のように深いものになります。

サイト構成

カテゴリートップのindex.htmlなども生成されますが、気にしなくていいでしょう。

拡張子がない場合

まれに拡張子がないURLで外部評価を得ていることがあります。

例えば、http://example.jp/html/shop/lalalaのような形です

この場合、上の通り拡張子有りのページを作っていれば、きちんと表示してくれます。
(わざわざ拡張子なしのファイルを作る必要はない)

リダイレクトを設定しなければならない場合

どうしてもシリウスで同じ構造のURLのページを作れないことがあります。それは下のような場合です。

  • 階層が4階層以上の深さ
    サブカテゴリーの下にさらにサブカテゴリーをいれることはできないためです。
  • 拡張子が他のページと違う場合
    シリウスでは拡張子を統一する必要があります。ひとつだけ.htmlじゃなくて.phpなどになっているケースもまれにあります。また、リンク元がおかしな文字列を間違って末尾に入れてしまうこともあります。

リダイレクトの設定方法

サイトオプションの.htaccess設定を開きます。

htaccess設定

.htaccess上部、もしくは.htaccess下部に以下のように入力します。内容はご自身の状況似合わせて修正してください。

下は4階層になってしまった例です。左側にリダイレクトしたいURL、右側がリダイレクト先のURLです。右側はドメインを含めた形で書く必要があります。


設定したら必ず、ブラウザでリダイレクトしたいURLにアクセスしてみて、きちんとリダイレクトされるか確認しましょう。

まとめ

  • 外部評価を獲得しているサブページURLを活用しよう
  • なるべくそのままのURL構成のページを作ろう
  • 難しい場合はリダイレクトを活用しよう

いかがでしたでしょうか。これでシリウスでオールドドメインの外部評価の資産をフル活用できると思います。

ちょっと悪知恵が働いたのですが、もともとのサイトをそのままどこかキャッシュされてるところからもってきて、このドメインに配置しちゃったら、そのままドメインパワー引き継げるのではないか、とか思いましたが、著作権法的にダメですよね、きっと。

また、基本的なことなのですが、以前の運営サイトがドメインの最初にwwwをつけていたかどうかに合わせる必要があります。例えば、以前のサイトがwww無しの、http://example.comで運営していた場合は、今回作るサイトもhttp://example.comで運営する必要があります。SEO資産をフルに活用するためです。

シリウスでWWWの有無を統一する方法を下の記事でご紹介したので、よかったらご覧ください。

オールドドメインのサイトをシリウスで作る際にwww有り無しを揃える方法オールドドメインを利用したサイトを作成する場合、意識しないといけないので、過去の運営者がドメインにwwwをつけていたかどうかです。それに...