auのいわゆる「2年縛り」の契約更新月(更新期間)は、2年契約というものの契約更新月になります。このタイミング以外で解約の手続きをすると違約金がかかってしまいます。なので、他キャリアへの乗り換えなどを検討する場合は、この更新月を確認する必要があります。その調べ方をご説明します。スマホもガラケーもやり方は同じです。
もくじ
更新月は2年契約開始から24カ月目〜26カ月目の3カ月間
更新月は2年契約が開始されて24カ月目〜26カ月目の3カ月間が更新月となります。以前まで更新月は2カ月間だったのですが、2019年4月に更新月を迎える人から3カ月間に拡大されました。複数月なので、最近は更新期間と呼びます。
例えば、2018年の2月から2年契約を開始したとしたら、2020年の2月1日〜2020年7月31日が更新期間になります。その3カ月の間であれば、解約しても違約金はかかりません。
今までは急いで2カ月の間に解約の手続きなどをしなければならなかったのですが、これからはだいぶ余裕を持って手続きが出来ます。
また、各種割引の対象期間内である24カ月目に解約できます。これまで、割引が終わって少し高くなっている25カ月目や26カ月目の料金を払うことになり、別れ際の手切れ金みたいな気持ちになっていました。
※上の図の一番左に「お申込み月+翌月」という記載があり、分かりづらかったのですが、これはサポートに問い合わせたところ、シンプルに「お申込み月」という理解でよいそうです。つまり、さきほどの例で言えば、1カ月目は2018年2月、2カ月目は2018年3月ということです。
間違いがないように契約確認ページで確認
更新期間を調べるには、2年契約が開始されたのはいつか調べればいいので、auに申し込んだ時の書類を見ればいいのかなと思いますよね。ただ、この2年契約の開始月、ちょっとややこしいのが人によってはauを使い始めた月と一致していなかったりします。
なので、ご自身の契約確認ページで確認するのが確実です。
まず、スマホまたはパソコンで、「auお客さまサポート(ご契約内容の確認・変更ページ)」へアクセスします。
以下はスマホでの画面になりますが、パソコンでも大体同じです。まずログインします。
ここでは、
次回更新年月 2020年2月1日〜2020年7月31日
と表示されています。
2020年2月〜4月が3カ月間に渡って更新期間となり、この間であれば解約しても違約金は発生しません。忘れっぽい方はこのページをいちいち開かなくていいように、スクリーンショットして画像で保存しとくといいかもしれませんね。
実際に更新期間になると、下のように次回の更新期間を表示しますが、これは別に自動的に契約が更新されたわけではないのでびっくりしなくて大丈夫です。
次回更新年月 2022年2月1日〜2022年4月30日
更新期間を逃したらどうなるの?
更新期間を忘れていたなどで、逃してしまったらどうなるのかご説明します。
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そのまま使い続ける場合は、各種割引がなくなるので月々の料金が高くなる
全て割引を把握しているわけではないですが、多くの方が適用されているのが次の割引です。これらの割引がなくなる、または、額が小さくなるので、月々の料金が上がります。
それぞれの割引内容は契約時期によって違うので参考程度にしてください。
誰でも割
まずそのまま使い続ける場合は、誰でも割がなくなります。プランによって違いますが、私の場合はiPhone 5c 32GBを使っていてLTEフラットプランだったので、基本料金1,868円の半額934円分の割引がなくなります。
auにかえる割
MNPで他社からauに乗り換えた人に適用される割引ですが、自分の場合は基本料金1,868円の半額934円分でした。これもなくなります。
毎月割
端末の購入サポートのような割引で、機種ごとに違います。私の場合は、1,845円の割引を受けていました。
スマートバリュー
自宅の固定ネット回線をauひかりなどにしている場合に適用されるスマートバリューという割引きは、スマートバリューを適用して25カ月目から割引額が小さくなります。
プラン | 24カ月目までの割引額 | 25カ月目からの割引額 |
---|---|---|
データ定額10・13 | 2,000円 | 934円 |
データ定額5・8、LTEフラット | 1,410円 | 934円 |
なので私の場合、934円 + 934円 + 1,845円 + 1,500円 + 476円 = 4,189円の値上がりとなってしまうことになります。
契約解除料が発生する
更新期間を逃してしまい、高くなってしまい仕方なく、更新期間以外で解約する場合、契約解除料9,500円 + 税を払う必要があります。
おすすめは更新期間1月目の月末解約
最も無駄のない使い方としては、3カ月間の更新期間の1月目の月末に解約することです。
auの各種割引は、24カ月単位のものが多く、25月目と26月目にあたる、更新期間の2月目と3月目の料金には各種割引が適用されない可能性があります。
なので、その間の料金はそれまでの料金よりも高くなります。出費を最低限にするには、2月目と3月目よりも1月目に解約したほうがよいのです。そしてauは日割りではないので、月のどの日に解約してもまるまる一月分の料金がかかります。なので、どうせなら月末まで使ったほうが無駄が少ないということです。
ちなみに、2月目と3月目の料金にはどの割引が適用されなくなるのか、auショップで聞いてきました。
ただ、2店で聞いたところ多少意見にばらつきがありました。また、人によっても違うようです。
なるべく、更新期間1月目にMNP先の検討や移転の準備を済ませ、その月末に解約と考えておくのが丁度いいでしょう。
1日解約ルールは終了
以前まではauには「1日解約ルール」というものがあり、更新月の1日に解約するとその更新月分の料金が発生しないという仕組みになっていました。なので、更新月の1日に解約するのがベストというのが定説でした。
しかし、2016年12月から、1日に解約してもその月の料金はまるまる請求されてしまうようにシステムが修正されました。
更新する場合でもMNP番号をもらう電話をするとポイントがもらえるかも
auはユーザーが他社にMNPで流出するのを避けるために、電話でMNP番号を確認しようとしたユーザーに対して「ポイントをあげるから更新して継続しませんか?」という提案をしてくる場合があります。いわゆるMNP引き止めポイントというものです。
これは、電話をしないで継続してしまうユーザーには決してされることのない提案です。なので、個人的には「auって姑息だなー。」と思うのですが、それを逆手にとって、続ける人はしっかりこのポイントはもらいましょう。
このポイントで月々の料金を払えたり、auオンラインショップで端末や付属品が買えたり、auウォレットにしてコンビニや飲食店で使うことが可能です。
注意点は2点です。
- 必ず電話で行う
- MNP先を聞かれたらライバルのSoftbankかDocomoを挙げる
電話番号は以下です。
0077-75470(無料) (受付時間:9:00~20:00)
auの携帯電話から157→3→2でもOK。
最初安い金額で提示してくると思いますが、会話しだいで30,000円分までつり上がったという報告もあります。交渉の材料としては、先程ご説明した各種割引がなくなってしまうことや、新しい端末が欲しくてMNPを検討していること、などを出すのがよいでしょう。
電話してもなかなかこの提案をしてこない場合もあります。その場合は、「ポイントをくれたらMNPを考え直すのですが。」とはっきり切り出してしまいましょう。すると、その話になることもあります。
それでもくれない場合はあきらめましょう。時期やユーザーによっては対象外のこともあるようです。その場合は「ちょっと考え直します。」などと言って電話を終わらせても良いと思います。
なお、「MNP番号を発行するとauポイントは使えなくなります。」と脅しをかけてくる場合がありますが、それは嘘です。MNP番号は発行しても使わなければ継続利用することになるので、その時点でポイントが使えなくなることはありません。どうやら、引き止め成功数がノルマになっているらしく、担当者によってはこのようなセコイ嘘を言ってきますね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?ご自身の更新期間の確認はしっかりできましたでしょうか?
確認した上で、更新するか乗り換えるか検討してみてください。
ちなみに、auから格安SIMに移行する場合は、mineo(マイネオ)がオススメです。
mineoはauの電波を使っているので、auで使っていたスマホがそのまま使えます。私はauで買ったiPhone 5Cをそのまま使っています。
格安SIMなので料金も激安です。
私の場合、au時代は月々平均3,500円だったのですが(これでも安い方ですが)、mineoにしたところ、なんと月額たった850円になりました。また、2年縛りもないのでいつやめても違約金はかかりません。下の記事に詳しく書きましたので参考にして頂ければと思います。
mineo申込みで1,000円分の電子マネーがもらえる?
mineoには紹介アンバサダー制度というものがあります。
申し込む際に、既にmineoを使っているユーザーから紹介されて申し込むとギフトコード1,000円分がもらえます。
そして、もしあなたがmineoユーザーになってから、お友達やご家族にmineoを紹介した場合も、1人につきギフトコード1,000円分がもらえます。
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