アフィリエイトリンクツールのカッテネはそのまま使っても良いのですが、あなたのサイトや読者さんの傾向に合わせて細かく見た目を変えることができます。本記事ではカッテネのカスタマイズ方法をお伝えします。
もくじ
カッテネとは?
こんな感じのものです。カエレバやヨメレバのように、一つの商品に対して、複数のASPやショッピングサイトのリンクを貼ることができます。
スマホでもパソコンでも良い感じに見えるので、ぜひ両方でご覧になってください。
詳しくは以下をご覧ください。

カッテネのカスタマイズ方法
画像に影をつけるかつけないかを選べる
デフォルトでは画像に影がついてません。
以下のように画像に影をつけることができます。本など商品自体が四角くてそのまま画像になっているものは影が映えます。でも、形が四角くない商品の場合は、影がない方が見やすいです。
どうやるかというと、カッテネのコードの一行目に以下のように「shadow=true」と記載します。
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[kattene shadow=true] |
ちなみに、デフォルトの設定で影をONにすることも可能です。テーマ(あるいは子テーマ)のfunctions.phpに以下を追記します。こうすれば特にパーツ側で指定しない限りは影が付きます。
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add_filter('kattene', function($opt){ $opt['shadow'] = true; return $opt; }); |
デフォルトで影をONにしている場合で、各カッテネのパーツ側であえて影を非表示にする場合は以下のようにします。
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[kattene shadow=false] |
画像のwidthとheightの値を変更する
lazyloading(遅延読込)に対応するために、カッテネ内の画像のimgタグにはwidthとheigthとloading要素が付きます。
width、heightのデフォルトの値は160を設定しています。functions.phpで以下のように自由にデフォルト値を設定することができます。
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add_filter('kattene', function($opt){ $opt['width'] = 90; $opt['height'] = 90; return $opt; }); |
デフォルトの値を何にしても、以下のようにカッテネのそれぞれのパーツ側で自由に値を決められます。
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[kattene width=100 height=120] |
ここで設定したwidthとheightが実際の画像が見える大きさに影響するとは限りません。CSSとの兼ね合いがあるからです。
説明(description)を複数行にする
descriptionの途中で改行して複数行にできます。ただ、エディター上で改行したり <br/> を書き込むのではなく、カッテネの独自な方法になっています。
1行の場合は、以下のようにしますが、
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"description": "佐々木 圭一 (著)", |
複数行の場合は、以下のように配列にして行ごとに配列の要素にします。1行の時の書き方と違って、四角い括弧で囲われていることにご留意ください。行数の上限はありませんが、多すぎるとレイアウトが崩れる可能性があるので、ご自身で試しながら調整してみてください。
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"description":[ "佐々木 圭一 (著)", "とってもいい本です", "めちゃくちゃ売れています" ], |
動いたコード全体を記載しておきます。
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[kattene shadow=true] { "image": "https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51a55eJudnL._SL160_.jpg", "title": "伝え方が9割", "description":[ "佐々木 圭一 (著)", "とってもいい本です", "めちゃくちゃ売れています" ], "sites": [ { "color": "orange", "url": "//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=809067&p_id=170&pc_id=185&pl_id=4062&url=https%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fdp%2F4478017212%2F", "label": "Amazon", "main": "true" }, { "color": "blue", "url": "//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=809067&p_id=170&pc_id=185&pl_id=4062&url=https%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fdp%2FB00BHCM7HE%2F", "label": "Kindle" }, { "color": "red", "url": "https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/1062343b.e9c0e007.1062343c.bb804ff1/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F12171241%2F&m=i%2F16270527%2F&link_type=picttext&ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJwaWN0dGV4dCIsInNpemUiOiIxMjh4MTI4IiwibmFtIjoxLCJuYW1wIjoiZG93biIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MSwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjB9", "label": "楽天" }, { "color": "green", "url": "https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/14533bcb.091c5389.14533bcc.56f4d083/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Frakutenkobo-ebooks%2F7d01c99d766e357f842e11172e03c8f4%2F&m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Frakutenkobo-ebooks%2Fi%2F11619415%2F&link_type=picttext&ut=eyJwYWdlIjoiaXRlbSIsInR5cGUiOiJwaWN0dGV4dCIsInNpemUiOiIxMjh4MTI4IiwibmFtIjoxLCJuYW1wIjoiZG93biIsImNvbSI6MSwiY29tcCI6ImRvd24iLCJwcmljZSI6MSwiYm9yIjoxLCJjb2wiOjB9", "label": "楽天Kobo" }, { "color": "pink", "url": "https://audiobook.jp/product/162149", "label": "audiobook" } ] } [/kattene] |
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target=”_blank”問題への対応
外部リンクを新しいタブで開くためにaタグに挿入する属性 target="_blank" ですが、セキュリティ的に問題があると言われています。一部のブラウザ(Android上のChromeなど)だと、ブロックされて開けないという話も出ています。
これには二通りの対応があります。
- rel="noopener" を付与する
- target="_blank" を使わず、同じタブで遷移させる
カッテネでは、デフォルトでは1の対応にしています。
つまり
target="_blank" rel="noopener" を付与しています。
ただ、お好みで2の対応をデフォルトにすることも可能です。その場合は、functions.phpに以下を追記してください。
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add_filter('kattene', function($opt){ $opt['no_target_blank'] = true; return $opt; }); |
これでサイト内全てのカッテネから
target="_blank" rel="noopener" が無くなります。
デフォルトをどちらにしても、カッテネそれぞれのパーツ側でも設定できます。影の有無を設定するのと同じやり方です。
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[kattene no_target_blank=false] |
デザインをカスタマイズする方法
カッテネはご自身の好みのデザインにカスタマイズすることができます。ボタンの色や文字の色など、自由に変える事が可能です。(基礎的なCSSがわかっている必要はあります)
2通りのやり方があります。
「プラグイン内のstyle.cssを修正」は簡単な方法。「子テーマから変更する」は少し上級者向けですが後々管理が楽になる方法です。
プラグイン内のstyle.cssを修正
簡単な方法としては、カッテネのプラグイン内にあるstyle.cssを修正して変更します。基本は、今あるコードは残して、変えたい部分を一番下にコピーして、修正してデザインを上書きするのがおすすめです。
子テーマから変更する
プラグイン内のstyle.cssを修正してしまうと、カッテネがバージョンアップした際など、コードを毎回修正する手間が発生します。
ご利用のテーマに設定を追加することで、デザインを上書くことができます。ただ、テーマもバージョンアップしていくので、その度にコードを修正する必要が出てしまいます。
なので、子テーマを作って、そこに設定を追加します。子テーマをご存知ないなら、便利な仕組みなので、一度調べてみてください。
まず、子テーマのfunctions.phpに以下を追記します。
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add_filter('kattene', function($opt){ $opt['custom'] = true; return $opt; }); |
そして、子テーマの最上位の階層にkattene-custom.cssという名前のファイルを配置し、そこにCSSを記載することで、デフォルトのデザインを上書くことができます。
kattene-custom.cssはカッテネ本体のstyle.cssより後に読み込まれるため、上書きできるということです。
この設定はサイト共通になるため、それぞれのパーツ側では変えることはできません。
functions.phpの記載は一箇所にまとめられます
それぞれのデフォルトの設定を変えるために、functions.phpに追記するとご説明しましたが、追記部分は以下のように一箇所にまとめて書くことができます。
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add_filter('kattene', function($opt){ $opt['shadow'] = false; $opt['width'] = 90; $opt['height'] = 90; $opt['no_target_blank'] = true; $opt['custom'] = true; return $opt; }); |
パーツ側でも複数の設定ができます
以下のように複数の設定をパーツ側で変更することが可能です。
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[kattene shadow=false width=90 height=90 no_target_blank=false] |
さいごに
初心者さん向けに無料の公開講座を作成しました。以下にまとめた講座を順番に一つずつやっていけば、ブログアフィリエイトの基本が身に付くようになっています。是非挑戦してみてください!
