通常、Matomoで読者があるページを読んでいて、何秒読んだかというのは、他のページに遷移するか、外部リンクをクリックすることでしか記録されません。なので、例えばブラウザから離れて他のアプリを操作したり、ブラウザの別のタブを表示したりして離脱した場合は、記録されません。これを記録する方法をお伝えします。さらにこの離脱したスクロール位置も記録します。
読者が離脱した時どこまで読んでたか知りたくない?
ページから離脱してしまうとしても、最後まで読んだ上での離脱か、記事冒頭で離脱してしまったかというのは大きな違いです。
以下のように、離脱してしまった位置を記録することでこれがわかるようになります。
タグマネージャーを使えばこれが簡単に設定できます。基本的な設定方法は以下で説明しています。
トリガー、変数、タグの作り方が少し違うのでご説明します。
トリガーを作る
タグマネージャーの画面の左側のカラムから「Triggers」を押したら、「CREATE NEW TRIGGERS」というボタンを押します。
そして、入力値としては、ここは特にデフォルトをいじる必要はありません。以下がデフォルトで入力されています。
| Name | Window Leave |
|---|---|
| 1 |
変数を作る
スクロール位置を取得するための変数を作ります。これは以下の記事の中で作っているので、まだ作っていない方はこれをそのまま行なってください。「Vertical Scroll Ratio」という名前で、変数ができます。
タグを作る
設定値としては、私は以下のようにしています。
| Name | Window Leave |
|---|---|
| Description (optional) | Window Leave |
| Configure what this tag should do | Matomo の設定 |
| Tracking Type | Event |
| Event Category | Window |
| Event Action | Leave |
|
|
postion : {{Vertical Scroll Ratio}} % |
| Execute this tag when any of these triggers are triggered. |
Window Leave |
ポイントは「Execute this tag when any of these triggers are triggered.」で、先程作ったトリガーの「Window Leave」を選びます。
そして、「
ちなみに、これはサイドバーの目次のクリックの位置の記事で行ったように「
さいごに
これでブラウザのタブを残したままで離脱したタイミングとスクロール位置を記録できるようになります。
ただ、ブラウザのタブを消したり、他のサイトを表示したりする場合の離脱についてはこの方法では記録されないので、それについては別記事に譲ります。