晴れて個人事業主になり、初の確定申告でマネーフォワードクラウド確定申告(旧MFクラウド確定申告)を使ったので、体験レビューをお伝えします。今回白色で申告しましたが、複式簿記を利用しているため、青色の方もほとんど同じやり方なので参考になるはずです。データ連携機能は情報流出の心配はないのかなど安全性についても言及します。
もくじ
マネーフォワードクラウド確定申告とは?
マネーフォワード社が提供するクラウド型の個人事業主向けの会計サービスです。
クラウド型というのは、パソコンにインストールするアプリケーションではなく、インターネットブラウザがあれば使えるサービスです。
ちなみに、マネーフォワードは法人向けのサービスも出しており、それは「マネーフォワードクラウド会計」というサービスです。
マネーフォワードクラウド確定申告は無料でも使えますが、年に50件を超えるの仕訳をする場合は、月に1,280円(税抜)から使うことができます。
本当はクラウド型ではなくインストール型が理想だった
実は日々の経理情報などのをインターネット上のサービスに任せるのには不安がありました。
いくらセキュリティが万全と宣伝しているとはいえ、コインチェックなどの事件などもあり、ハッカーに不正に情報をとられてしまう可能性もあるのでは、と心配していました。
また、国税などの政府などに情報が渡りやすくなってしまうのも気持ち悪いです。銀行などは国税から個人の情報について問い合わせがあれば、普通に提供している話もあります。
なので、できるかぎりインストール型がいいなと考えていました。
そんななか、クラウド型のマネーフォワードクラウド確定申告を選んだ経緯をご説明します。
Macに対応したインストール型の会計ソフトは少ない
私のパソコンはMacです。Macに対応しているインストール型の会計ソフトが非常に少ないです。
Macの会計 19,800円(税別)
一応Macで使えるようですが、対応OSがYosemiteと古いのが気になります。
また、調べたところファイルメーカーというツールでできたもののようです。以前の職場でファイルメーカーには良い思い出がないのでやめておきました。
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Mac De 会計 29,800円(税別)
こちらもホームページの更新が止まっており、不安があります。
RingoKeiriTien 0円
こちらは個人の方が開発している、無料で使えるソフトです。
以前会社を起業したことがあり、その時これを使ったことがあるのですが、ちゃんとしたソフトです。
ただ、マニュアルがわかりづらく、わからないことが出てきて解決するのに時間がかかるし、質問もなかなか答えてもらえないので、使うのをやめました。
仮想化したWindowsで弥生会計を使う案も
実はMacでWindowsのソフトを使うことができます。
Macに仮想化したWindowsをインストールし、そこにソフトをインストールします。
有名な仮想化ツールに、Parallels Desktopがあります。それについては以下でレビューしました。
メジャーな会計ソフトである、やよいの青色申告を使うのがいいかと思いました。
以下の記事でやっているかたがいますね。
Macで使う弥生会計。弥生会計オンライン or Windows+Parallels Desktop+弥生会計?
ただ、やよいの青色申告で、「スマート取引取込」という機能があります。
これは、銀行口座やカードと連携でき、自動で取引情報を取り込めるという機能です。
問い合わせに聞いたところ、スマート取引取込という機能は、弥生のサーバー上に銀行やカードのIDとパスワードを保存しないと使えないとのことでした。
なので、完全に手元のパソコン内だけで完結するわけではないことがわかりました。
各取引情報をサーバーに置くのならまだいいですが、IDとパスワードを置くのはやはり怖いです。
また、Parallels 内のWindowsが動作保証されているわけではないので、何か不具合があったらどうしようもなくなると考えました。
このように色々とMacでの選択肢を検討していたら、もうクラウド型の会計サービスでもいいかなと考えるようになりました。
銀行やカードとの自動連携機能は使わなければそこまでの危険性はないのでは、と思うようになりました。
よく考えると日々の取引情報などはやましいこともないし、最小限にしておけば、ネットで公開したっていいかな、という気もしたのでクラウド型を検討することにしました。
クラウド型にも色々なサービスが出ている!
マネーフォワードクラウド確定申告以外にもクラウド型の会計サービスは色々出ています。
なぜそれらではなく、マネーフォワードクラウド確定申告を選んだかご説明します。
freee 月額980円(税別)
実はクラウド会計サービスの中ではfreeeが一番メジャーです。
でも、私は以下の2点からマネーフォワードクラウド確定申告のほうがいいと思いました。
freeeは画面がシンプル過ぎる
freeeは簿記の知識がない人でも使えるよう、画面が非常にシンプルになっているようです。
複式簿記の知識がある方には、少し物足りない、融通の効かない作りになっているという評価が多いです。
私は複式簿記の知識がある程度あるので、この点マネーフォワードクラウドのほうがいいと思いました。
人力によるレシート・領収書入力サービスの有無
freeeにもマネーフォワードクラウド確定申告にもレシートをスマホのカメラで撮影して画像認識(OCR)によって入力する仕組みがあります。
マネーフォワードクラウドでは、マネーフォワードクラウド経費というサービスと連携することで、機械で読み取れないようなレシートや領収書は、オペレーターの方に入力してもらえます。
マネーフォワードクラウド経費は、マネーフォワードクラウド確定申告の料金に含まれていますが、レシートの入力は1枚につき20円かかります。
例えば100枚の場合は2,000円なので、自分の時給を考えたら使う価値はある気がしますね。
ちなみに、freeeにはこのサービスはなく、機械による読み取りのみです。ただ、Dr.経費精算というオペレーター入力をしてくれる別会社のサービスと連携させることはできるようです。
freeeにもマネーフォワードクラウド確定申告にも人力による入力はありますが、IDとパスワードも同じで同じ会社のサービスでできてる後者の方が使い勝手はいいです。
ただ、最初にマネーフォワードクラウド確定申告の問い合わせ窓口に電話してこのマネーフォワードクラウド経費について質問したところ、「マネーフォワードクラウド経費は部署が違うのでそちらに電話してほしい。」と言われました。
マネーフォワード社は最近上場したのもあり、大きくなってわりと縦割りな会社になってきているのかもしれません。
そして、マネーフォワードクラウド経費の問合せ窓口に電話したところ、答えきる前に、「無料で30日使えるので実際に使って見てください。」と言われました。
いや、使えばわかるんだろうけど、すぐに知りたいから電話してるんじゃん、と思いました。
ちょっと電話の問合せはあまり対応よくないですね。
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やよいの青色申告オンライン 白色申告オンライン
大手の弥生も個人事業主向けのクラウド会計サービスを出しています。
ただ、知名度は、freeeやマネーフォワードクラウドに劣ります。
知名度が劣ると、ネット上の情報が少ない可能性が高いです。
また、これらはグラフで経営状況を分析するレポート機能がありません。
法人向けの弥生会計オンラインにはレポート機能はありますが、個人事業主にも分析する機能は必要です。
マネーフォワードクラウド確定申告にはレポート機能がしっかりついてます。
実際に使った体験レビュー
登録
公式サイトを開きます。
現在キャンペーン中で、通常月額1,280円の有料プランが30日間無料で使えます。
画面下の方にある「30日間無料で始める」をクリックします。
必要な情報を入力します。
登録したメールアドレスに認証メールが来るはずなので、メール内の認証URLをクリックすると、下のように使用できるようになります。
データ連携機能は安全なのか?
マネーフォワードクラウド確定申告には、自動的にカードや銀行口座の情報を入力するデータ連携という機能があります。
ですが、私は上述したように、色々な心配があったためこの機能は使わないつもりです。ただ、一応どのように使用するのか気になったので、設定する画面だけ見てみることにしました。
カードのセクションをみると、様々なカード会社の名前が表示されます。私の利用している「楽天カード」をクリックしてみました。
すると、このように、IDとパスワードを入力するダイアログが出ます。これを見た瞬間やはりこの機能は使わないほうがいいと思いました。クラウド上にカードや銀行のIDやパスワードを保存して、万が一流出したら大変なことになると思ったからです。
ちなみにこれはマネーフォワードクラウド確定申告の問題というより楽天カード側の問題です。freeeでも同じ扱いです。
きちんとした読み取り専用のAPIが楽天カード側にあればいいのですが、残念ながらありません。
楽天カード以外の連携先のサービスの中には、そのようなAPIがあるサービスもあります。そのようなサービスを使っている方は、ここで同期設定をするのはおすすめです。
例えば、電子マネーサービスのKyashはAPIが用意されているので、IDとパスワードを預けずに同期設定をすることが可能です。以下の記事で詳しく設定方法が書かれています。
Kyashとマネーフォワードクラウド確定申告は連携できないの?
ちなみに、Kyashはfreeeには対応していないので、KyashとAPIで自動同期したい方は、マネーフォワードクラウド確定申告がおすすめです。
スマホの画面に対応していない
マネーフォワードクラウド確定申告の最大のデメリットは、スマホの画面に対応していないことです。
freeeには専用のスマホアプリがありますが、マネーフォワードクラウド確定申告は、アプリが無いどころか、WEBブラウザから表示しても下のように字が小さいPC用の表示になってしまいます。
とはいえ、経理作業はスマホよりもPCで行うことが多いと思うので、そこまで問題にはならないかもしれません。スマホのカメラを使ってのレシートの取り込みはマネーフォワードクラウド経費というサービスと連携して行えます。
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スマホでのレシート取り込み
以下からアプリをインストールします。
マネーフォワードクラウド確定申告のIDとパスワードでログインできるのが楽で良いですね。
こんな感じで、支払い先、日付、金額が入力されました。
WEBの方の画面でも、「自動で仕訳>経費から入力」から仕訳候補として表示されます。ここで確認して問題なければ「登録」を押せば登録できます。
CSVファイルでカードや銀行の取引を一括登録できる!
データ連携機能を使わなくてもCSVファイルを使えば、手入力せずに一括で登録することができます。
まずカードや銀行のオンラインサービスから、明細のCSVファイルをダウンロードします。
最近の多くのカードや銀行のオンラインサービスで、CSVファイルをダウンロードできるようになっているはずです。
私も楽天カードのオンライン画面にログインし、とある月の明細画面を開きます。画面の下の方にCSVファイルでダウンロードするボタンがあります。
楽天カードの場合は、月ごとのCSVファイルになっているので、毎月登録するのが若干面倒ではあります。
でも、全取引を手で入力するのに比べれば、全然楽です。
「連携サービスから入力」をクリックします。
先ほどダウンロードしたCSVファイルを選択してインポートをクリックします。
当然、各連携サービスのCSVファイルはマネーフォワードクラウド確定申告上の項目と一致しているわけではないので、どの項目に紐づくか選択します。「日付」「摘要」「金額(符号反転)」を選択します。
ただの「金額」ではなく「金額(符号反転)」を選ぶのは、カードの明細上では正の数字として記載されますが、会計ソフトとしては支出なので負の数字として登録するためです。
このあたり、freeeだと「楽天カード」と選ぶと自動で設定してくれるので、ネーフォワードクラウド確定申告の方が少し手間が多くなっています。以下のfreeeのレビュー記事が参考になります。
会計ソフトfreee口コミ!使いにくいの?e-tax確定申告した!
インポートした全取引がいきなり登録されてしまうわけではなく、どの取引を登録するか選択することができます。
ここで、摘要などを修正できますし、必要ない取引はは削除することもできます。
私のカードはプライベートと共用しているのですが、ここでプライベートの取引は除外するようにします。
すごいのは勘定科目を自動で推測してくれることです。
摘要を見てかなりの確率で、適切な勘定科目を設定してくれています。下の画像を見てもらえばわかりますが、ドメイン業者に払った取引は「通信費」になっていますし、CROWDWORKSに払った取引は「外注工賃」を自動で選んでくれています。
でも時々間違った勘定科目になっていることがあるので、そこは修正します。
この修正を何度かすると、AIのように学習してくれて、次のインポート時に適切な勘定科目を選んでくれる確率がどんどん上がります。
使いたい勘定科目がない場合は、作ることができます。
「市場調査費」という経費を作ってみました。
全て正しい情報に修正したら、1行ずつ右側の登録ボタンを押して登録することもできますが、「一括登録」というボタンで一度で登録することができます。これは地味に便利な機能です。freeeだと一括登録はできず、右側のボタンを一つ一つ押す必要があり非常に面倒です。
「簡単入力」で手入力も超速
カードなどの連携サービス以外の取引はレシートや領収書を見て手入力していきます。その際に便利なのが「簡単入力」です。
こんな画面です。
支出元、取引内容、金額などを入力します。
日付と摘要を入力します。必要に応じてタグをつけます。このタグが便利です。あとで仕訳帳から簡単に抽出することができます。
また、「入力内容を保持」をチェックして、似たような仕訳を連続して行えば、ちょっとした修正でどんどん登録することができます。
ただ、この「摘要」欄、自動的に候補を提示してくれないのが残念です。1文字入力したら過去のデータから候補を表示してくれればいいのですが。これはfreeeでいう「備考」に相当しますが、この点はfreeeも同じです。
タグで仕訳を自由に分類できる
仕訳帳で特定のタグがついた仕訳だけを抽出することができます。私の場合は、領収書が見当たらない仕訳などにタグをつけておいてあとで探すために使ったりします。
経費入力にかかる時間が4分の1になった
去年度は、自社の経理を、上述したRingoKeiriTienというソフトで手入力して行いました。
例によって年度末に全部の経費を入力したのですが、計4日かかりました。
ですが、今年度はマネーフォワードクラウド確定申告のCSVファイルでの登録や簡単入力のおかげで、1日で入力を完了することができました。
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レポート機能で経営状況を可視化
仕訳が登録できたら、経営状況を確認してみましょう。
7種類の切り口のレポートが表示可能です。
これがキャッシュフローレポートです
確定申告書類も流れに従うだけで簡単に作成できる
下のように確定申告の書類を作成するチュートリアルがあって、これに沿って進めていくだけで書類ができちゃいます。
仕訳を入力できていれば、確定申告の書類のほとんどの項目は自動で転記されます。
白色の場合、手入力しなければならなかったのは、
- 会社からもらった給与の額
- 主な売上先名
だけでした。
ちなみに、私は期の前半は会社から給与をもらっていたので、それを入力する必要がありました。
また、「主な売上先名」というのは、白色の収支内訳書に書く必要があるものです。
これは、自動で計算してくれて転記してくれても良さそうなのですが、自分でエクセルで計算しなくてはならなかったのが面倒でした。ここは改善してほしいです。
入力が済んだら、書類を印刷します。以下をクリックすると。
このように印刷できる画面になります。
印刷したら、マイナンバーを手書きし、印鑑を押すだけでよい状態になっています。
ちなみに、ありがたいのは、マネーフォワードクラウド確定申告ではマイナンバーを登録する必要がなく、このように最後に手書きすればいいということです。
マイナンバーはできるだけこのようなサービスに登録しておきたくないですからね。
印刷は両面か片面で迷ったあげく片面で印刷しましたが、ちゃんと税務署でうけとってもらえました。
ちなみに、平成31(2019)年からe-Taxでの確定申告が、自宅から、ICカードリーダーライターを使わず、ID・パスワード方式でできるようになりました。次の記事にやり方が詳しく買いてあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
e-TaxのIDパスワード方式でMacでWEB確定申告した!ブラウザは?
申告した税金を払って、クレジットカードのポイントをゲットする方法があるのをご存知ですか?次の記事が詳しいです。
nanacoで税金支払いクレジットカードポイントゲット!所得税もOK!
nanacoという電子マネーにクレジットカードから、チャージしてセブンイレブンで税金を払うという方法です。nanacoなどの電子マネーへのチャージは、ポイント対象外としているクレジットカードが多いです。(例えば楽天カード)
リクルートカードなら、月に30,000円まで電子マネーへのチャージが、1.2%相当のポイント還元の対象になります。次の記事が参考になります。
リクルートカードでnanacoチャージでポイント獲得方法!限度額改悪?
リクルートカード全体のレビューは以下です。
リクルートカードマスターの評判とデメリット!審査は自営業でも通る?
チャットサポートで疑問がすぐに解決する
ベーシックプランでは画面の右下に、チャットがあり質問するとほんの2〜3分で解答してもらえます。
登録前に電話で問合せした際には、あまり対応が良いと思えなかったのですが、このチャットについて言えばすごく対応が丁寧で回答も的確です。もしかしたら、登録前の問合せの部署とチャットのサポートの部署が全然違うのかもしれませんね。
ただ、このチャットサポートは平日10時半から17時までです。
それ以外の時間はAIが答えてくれます。このAI結構かしこくて、わりと解決できる確率が高いです。
心配していたレスポンスの遅さについて
クラウドサービスなので、確定申告直前の時期などは、ユーザーがみんな使うので遅くなるのでは?と心配していました。
ですが、私はわりと直前の3月9日〜3月12日にかけて主に利用しましたが、全く問題なくさくさく使えました。
料金体系が変更された
以前から周知はされていましたが、2019年6月5日をもって料金体系が自動的に変わりました。それまで月額800円で使っていましたが、1,280円に変更されました。
「マネーフォワード クラウド」のプラン体系とご利用料金の変更について
もちろん、他サービスの請求書・経費・給与・マイナンバーが使えるようになったので、コスパ的には悪くはありません。
しかし、自動的に料金を値上げというのはちょっと強引かなと思いました。これまでのユーザーはこれまでの料金で使えるようにし、新規のユーザーから料金を上げるのが普通のやり方だと思います。
今後もこのように勝手に料金体系を変えるリスクがあることを理解の上で、使った方がいいですね。
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1,280円で1年間使う裏ワザ
私のような零細個人事業主の場合、このような会計ソフトをしっかり触るのって、確定申告の時期だけなんですよね。
ということは、1年分の料金(15,360円)を払うのってもったいない気がします。
調べてみると、マネーフォワードクラウド確定申告では、有料プランからフリープランに戻しても、新規の仕訳や編集に制限がかかるだけで、一度登録した仕訳はきちんと保存してくれます。
Q. 現在「プレミアムサービス(有料プラン)」に登録しています。プランを解約し「フリープラン(無料プラン)」に変更すると、仕訳は削除されますか?
上記は「会計」の記事ですが「確定申告」でも同じです。
フリープランは以下ができません。
年間50件を超える仕訳登録/登録から30日以降のチャットサポート/電話サポート/仕訳データのエクスポート
なので、自動連携したデータが取り込まれなくなってしまうのかな、と心配になり、サポートに聞いてみたたところ、フリープランでも「仕訳候補」として取込み続けてくれるとのことです。
毎年一回まとめてそれらの候補を、実際の仕訳として登録すればいいのです。
私のようにリアルタイムで経理の分析などを行わない個人事業主であれば、確定申告の時期だけ有料プランにして、それ以外の時期はフリープランで問題ありません。
料金は日割りにはならないため、最低1月分の1,280円で1年間使えるということです。
では、有料プランからフリープランに戻す手順をご説明します。
右上のメニューから進みます。
以下で「自動更新する」のチェックを外します。
これで契約期間が終われば自動でフリープランに変わります。
まとめ
- 領収書・レシートの人力による入力サービスが使える
- CSVファイルでカードや銀行の取引を一括登録できる
- KyashとAPIで自動同期ができる
- 「簡単入力」で手入力も超速
- タグで仕訳を自由に分類できる
- 経費入力にかかる時間が4分の1になった
- レポート機能で経営状況を可視化できる
- 確定申告書類も流れに従うだけで簡単に作成できる
- マイナンバーを登録する必要がない
- チャットサポートで疑問がすぐに解決する
- 確定申告期でもサクサク動く
- 無料プランに戻してもデータは残るので確定申告時期だけの課金で済む
- ハッキングによる情報流出や政府による監視のリスクはゼロではない
- データ連携はサービスによってはID・パスワードを預ける必要がある
- スマホの画面に対応していない
- マネーフォワードクラウド経費などの他サービスとのサポートが縦割り
- 電話の問合せ対応があまりよくない
- 売上先ごとやタグごとの集計機能は無い
- 今後体系が勝手に変わるリスクがある
やはり、ハッキングによる流出や政府の監視のリスクが絶対にいやな人はマネーフォワードクラウド確定申告を使わないほうがいいです。インストール型の会計ソフトを買った方がいいです。操作性はよくないですが。
でも、やましい仕訳がない人や、最悪流出してもいいやと思えるくらいに最小限の情報の入力にとどめられる人には、非常に使いやすくてお勧めできるサービスだと思います。
そして、複式簿記のことなんて全く知らない!勉強もしたくない、という人はfreeeを使ったほうが簡単かもしれません。
逆に、ある程度複式簿記がわかっていて、柔軟に仕訳をしていきたい人にとっては、しっかりした会計システムであるマネーフォワードクラウド確定申告の方がおススメですね。