数年前に一度読んだのですがルレアのMOTOさんが投資マインドをつけるための本として紹介していたので、改めて読んでみました。学んだことをご紹介します。
もくじ
ファイナンシャルインテリジェンスが必要
お金持ちにになるにはファイナンシャルインテリジェンスが必要とのこと。
当たり前ですが、金持ちになるためにはお金について勉強しなければならない
ということです。
会計力
貸借対照表や損益計算書を読みこなす力で、左脳的なスキル。
投資力
こちらは右脳的なスキルだそうです。
市場の理解力
人間の感情を含む市場を理解する必要があります。
法律力
税金の優遇や政府からの保護など、知っているだけで差がつきます。
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会社で自分の資産をすっぽりおおう
この点以前はよくわかりませんでしたが、今回一度自分も会社を作っている状態なのでよく理解できました。
会社勤めの場合、
- 稼ぐ
- 税金を払う
- お金を使う
というお金の流れになります。
会社を持っている場合、
- 稼ぐ
- お金を使う
- 税金を払う
という順序になります。
どういうことかというと、会社の経費には、思った以上に色々なものを適用できます。
例えば、旅行なども「現地の市場調査」という目的も兼ねて行えば、全て経費にできます。また、仕事で使う書籍、打ち合わせのための外食などかなりのものを経費にすることができます。収入から経費を引いた数字に対して税金がかかります。
しかし、会社勤めの場合、収入の全てに対して税金がかかります。残ったお金が実際に使えるお金となります。旅行や書籍や外食を、同じようにしていても、課税前の収入から引くことはできません。
この点が会社を作る最大のメリットです。
専門にこだわらない
専門性を高めるより、幅広く色々学んだほうがよいとのことです。
勤めている会社をかえる場合、稼げる仕事という観点よりも、学べる仕事という観点で選んだほうがいいです。
また、セールスとマーケティングが最も重要です。
能力があるのに収入が少ない人には、1年間物の売り方を学ぶことをアドバイスしているそうです。
これは最近読んだ本に全く同じことが書かれていた気がするのですが、思い出せません。
浅く広く学び、自分よりも頭がいい人を雇っていくというのが大事です。
もし専門性を極めたいのであれば、必ず組合がある会社を選ぶこと。クビになったら他の職場で使えないスキルの可能性があるので。
買うときに利益を得る
投資では売るときではなく、買うときに利益が決まるということです。
金持ち父さんは、株を買って、値上がりしたら、最初に買った額分売ってしまうそうです。すると、残っている株はタダで手にいれたことになります。
これはアフィリエイトにおいても近いものがある気がします。
リサーチをしっかりすれば、稼げるキーワードというものがわかります。
その時点で利益が出ているといえるのかもしれません。
なので、金持ち父さんはどんどんオファーをするそうです。
買い付けの申し込みのことです。
ただ、契約に「パートナーの承認が必要とする」といった条項を入れておきます。すると、買う直前に買いたくなくなれば、電話するフリなどをして、「パートナーが反対している」として断ることもできます。
その他気になった言葉
- 「何かをやる理由、目的」は「やりたくない」が組み合わさったもの
- いやだという気持ちが成功のカギになる
- 感情に「反応」するのではなく、「観察して考える」のが大事
- 忙しいからと自分の財産に注意をはらうのを怠ける人が多い
- ジョギングをしていて新しい店があれば新規出店の理由を聞く
さいごに
他の「ユダヤ人大富豪の教え」などのお金持ちになるための本とやはり共通したことが書かれていました。
「人に与え教える」「ヒーローのやり方を学ぶ」「自分を知る」「楽しむ」などほんとに共通する教えが多いです。そういったものはやはり真実なのでしょう。
また、この本は投資やファイナンスについて、他の本よりも具体的に書かれています。
自分もファイナンシャルインテリジェンスについて高めていこうと思います。
この本で一つ疑問なのは、キヨサキ氏は、教育にも熱心だそうですが、世の中の全員が金持ち父さんのようになったらどんな世の中になるのだろう、ということです。例えば金持ちとうさんは、頭のいい人を雇う、といっています。みんなが雇う側になったら、実際に手を動かす仕事をする人はいなくなってしまうのではないかと思うのです。
以前読んだときから、実践できていたこともありましたね。それは「稼げる」よりも「学べる」ために仕事を選ぶ、という点です。なので、かなり幅広い知識やスキルがついてきました。ただ、それ以外は、あまり実践してきていないので、今後やっていこうと思います。
つぎのことはすぐできるのでやろうと思います。
- やりたくないことリスト、やりたいことリストを作り目的意識を強化する