オールドドメインを利用したサイトを作成する場合、意識しないといけないので、過去の運営者がドメインにwwwをつけていたかどうかです。それに合わせて自分のサイトにもつけるかどうか決めます。
シリウスでは、wwwの有無を決めたら、どちらかでしかアクセスできないように設定することができます。
正確に言うと、「アクセスできないように」ではなく、「アクセスすると希望のドメインにリダイレクトしてくれる」、ということです。
例えば、wwwなしのhttp://example.com
というドメインでアクセスしてほしい場合、この設定をすると、http://www.example.com/aaa.html
というwww有りでアクセスされた場合、http://example.com/aaa.html
にリダイレクトしてくれます。
過去のwwwの有無を調べる
まず過去の運営サイトのwww有無を調べます。
中古ドメイン販売屋さんでオールドドメインを買っている場合は、ドメインの詳細ページの下の部分を見るとわかります。
中古ドメイン販売屋さんを使っていない場合は、Internet Archiveなどのキャッシュサービスで検索してみて、www有り無しのどちらに過去のサイトが表示されるかで判断してOKです。
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シリウスでの設定
2つ設定するところがあります。
まず、「サイト全体設定」の「サイトURL」です。
こちらはリダイレクトの設定ではないですが、内部リンクを作る際に使われます。なので、ここもしっかりwww有無をそろえましょう。
次に、「サイトオプション」の「サイトURLのWWW統一」です。
ここが実際のリダイレクトの設定になります。
まとめ
- 以前のサイトのwww有無を調べる
- シリウスで「サイトURL」を設定
- シリウスで「サイトURLのWWW統一」を設定
いかがでしたでしょうか。
www有無を統一することにより、以前の管理者の方が築いてきたSEO資産をしっかり活用させてもらいましょう。
なお、以前のサイトの時代に、外部から被リンクやSNSでのシェアなど、外部評価を受けているページがある場合は、その資産もしっかり引きついだほうがいいです。
そのやりかたは下の記事でご紹介したので、興味のあるかたはご覧ください。