Ankerのワイレスイヤホン「Zolo Liberty plus」を買ったのでレビューします。
もくじ
開封の儀
箱がかなり素敵です。
中身はこんな感じ。
イヤホンのケースはこんな感じの丸い形です。
本体をこんな感じでケースに入れると、充電されます。
もちろんケース自体の充電も必要で、横に充電ケーブルを挿すところがあります。
キャップを開けると、micro USBの端子があります。今後、スタンダードがUSB Type Cになっていく流れがあるので、ちょっと残念です。
本体を入れている時や、USBケーブルで充電している時、下のようにケースのランプが光ります。下は2つ光っていますが、充電がマックスになると、3つ光ります。
イヤホンの本体についているシリコンの部分は交換できるのですが、色々な形のものがあるので、自分の耳の形に合う形にカスタマイズすることができます。
初めて音を聴いてみる
スマホとの接続は非常に簡単です。iPhoneだと、Bluetoothの設定に表示される「Zolo Liberty+」をタップするだけです。パスコードなども求められないので、他の人のZolo Liberty+に接続しないのかなー、とちょっと心配になります。
音質は今まで使っていたソニーの有線のイヤホンと変わらないと感じました。
接続すると、下のようなアイコンが表示されます。バッテリー残量は縦になった電池で表示されます。
ケーブルをほどく作業から解放された！
有線のイヤホンだと、ポケットのなかで、ケーブルがこんがらがってしまって、それをほどくのに時間がかかっていました。
電車の中で音楽を聴こうとしていたのに、ほどいているうちに目的の駅に着いてしまう、なんてことも結構ありました。
ですが、ワイヤレスのイヤホンにして、この悩みはなくなりました。
正直、これが一番大きなメリットだと感じます。
意外にも家で使うのが便利
ワイヤレスイヤホンは初めてだったのですが、意外にも家で使うシチュエーションで便利だなぁと感じることが多かったです。
これまで、掃除機をかける時や電動歯ブラシを使う際、音楽やPodcastを聴きたい場合は、スマホをポケットに入れ、有線イヤホンを使っていました。
ですが、ワイヤレスイヤホンだと、スマホは持つ必要がなく、充電したままでも使えます。
スマホと違う部屋にいても途切れない
割とスマホから離れても途切れません。
うちは一軒家ですが、2階でスマホを充電しながら、1階に移動しても普通に聴けました。
ただ、1階のお風呂場に行くと途切れました。壁1枚まではBluetoothが通過してくれるけど、2枚になっちゃうと厳しいのかもしれません。
映像との音のずれは感じない
Youtubeなどの動画を見た際は、有線のイヤホンに比べると、レイテンシー（遅れ）があるのかなぁ、と想像していましたが、全く感じません。
外部の音を取り込む機能のおかげで安心
Zolo Liberty+は外部の音をマイクで拾って、聴こえるようにするモードがあります。
このモードのおかげで、道を歩いている時、ランニングする時、駅の中を移動する時も、外部の音が聴こえるので安全です。
外部の音が全く聞こえず音楽を大音量で聴いていたら結構危ないですからね。
ただ、このモードのまま、耳から外しておくと、ハウリングを起こして「ピッー」というノイズを発します。
別にうるさいということはないですが、イヤホンの音がでる部分に高負荷がかかっているはずなので壊れるのが心配です。
耳から外す時はこのモードをオフにするか、電源を停止してしまいましょう。
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耳元のボタンで曲送り、曲戻し、停止ができる
地味に便利なのが、本体のボタン。
スマホを操作せずに、次の曲や前の曲を再生したり、停止できます。ただ、音量調整はできないので、スマホを操作する必要があります。
本体のボタンからSiriを呼ぶことができるのですが、説明書にはSiriを呼んで、Siriに音量調整させることができます、みたいに書いているのですが、Siriに「音を小さくしてください」って言っても全く認識してくれません。
しかも、電車の中などで、Siriにブツブツ語りかけたくありません。
なので、音量調整はスマホから行う必要があります。
電源が切れた時、使えない
当たり前なのですが、本体の電源が切れると使えなくなり、一定時間充電する必要があります。
職場で、パソコンで仕事しながら、音楽を聴くことがあり、そうするとかなり長時間使うことになるので、朝充電しても午後には電池がなくなります。
有線のイヤホンの時は全く感じなかったストレスなので、慣れるのに時間がかかりました。
ただ、ケースに入れれば30分程度で満タンになっています。
ケース側の充電は結構持つので、一週間ほど充電しなくても大丈夫だったです。
接続が途切れることがある
だいたいは普通に使えるのですが、時々途切れることがあり、イラっとします。
例えば、駅や街中などで、時々途切れます。
また、家で電子レンジをつけていると、電磁波が影響するのか、途切れます。
また、アプリを切り替えるタイミングで、途切れることがあります。
例えば、Apple Musicから、Radikoのアプリに切り替えたり、その逆の時などです。
完全に途切れないまでもプツプツと途切れることもあります。
その後は音は聴こえているのですが、曲送りなどのイヤホン側からのコントロールが利かなくなったり、本体側からの音量調整もできなくなります。
そうなったら、一度接続を解除して再接続する必要があります。
ただ、iPhone 5SからiPhone XSに乗り換えたら、接続が途切れる頻度が大幅に減りました。スマホ側のBluetoothのスペックにもよりますね。ちなみに、iPhone XSについては次の記事が詳しいです。
SIMフリーiPhoneXSレビュー！MAXとどっち？5Sから移行！
ケースがデカくて重い
カバン無しで手ぶらの時にも、通常の有線のイヤホンであれば、ポケットに入れていてもほとんど気になりません。
しかし、Zolo Liberty+はケースと本体合わせて119gもあるし、そこそこ大きいのでポケットで持ち運ぶのは抵抗があります。
カバンをなるべく軽くしておきたい人にとってもあまり優しくない重さだと感じます。
ケースの電池の都合でこの大きさになったのだと思いますが、ケースの充電の持ちを短くしてもいいから、もう少し小さくするべきだったのではないでしょうか。
通話はできるが右側しか聴こえない
マイクが内蔵されているので、つけたまま通話もできますが、右側しか聴こえない仕様になっているのが残念です。
相手側には声はしっかり聴こえるそうです。
接続解除を忘れて普通に電話すると音が聞こえない
Zolo Liberty+とiPhoneを接続したままにして、誰かと通話などをしようとし、普通にiPhoneを耳にあてると、音が聞こえません。
この状態でかけてしまって相手に無言電話をしてしまうことが何回かありました。
今接続状態なのかが、iPhoneの画面からはすぐにわからないのが原因だと考えています。画面の端っこにでも、Bluetoothイヤホンと接続している場合は何かアイコンを表示するなどしてほしいですね。
また、Zolo Liberty+はケースに入れると自動的に接続が解除される仕様になっていますが、時々本体とケースの接触が悪く、ケースに入れているのに接続が解除されない時があります。そういう時に電話をかけてしまうと、この事故が起きてしまいます。
8か月後に不具合発生
部品が外れる
使い始めて8か月後に、気がつくと右の機器の、耳に挿し込む先っぽの蓋のようなパーツが外れていました。外れたパーツは失くなってしまいました。下の写真で左右を比べてみてください。
ただ、外れた右側の音は特に悪くなったりはしませんでした。
とはいえ、蓋のようなも部分が外れたので、水やゴミが入りやすくなり、今後壊れやすくなるかもしれません。
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左の音量が小さくなった
同じ時期に、上のように蓋が外れてはいない左側の音量が、なぜか右側よりも小さくなっていることに気がつきました。オーディオブックを聴く分には、左側の音量が小さくても問題ないのですが、音楽はしっかり左右で聴きたいです。ということで、Zolo Liberty+の寿命は8か月でした。
ちなみに、製品の箱に、「本製品は購入から18ヶ月以内であれば、説明書通りに使っていた発生した故障の場合、代替品の対応する」と記載されています。
電話で問い合わせてみると店舗で購入した場合はレシート、ネットショップで購入した場合は、注文番号が必要になるとのことです。
私は店舗で買っていましたが、レシートは処分してしまっていたので、対応してもらうことはできませんでした。
店舗で買う場合はレシートは必ず保管しましょう。
次にまたZolo Liberty +を買ってもよかったのですが、安いのでもいいのではないかと思い3,799円で以下のKNGUVTHのHBQ-Q13Sというのを買いました。
ところが、以下に書いてあるように非常に音質がしょぼい。
KNGUVTHイヤホンHBQ-Q13Sレビュー！音質スッカスカで中２病デザイン?
なので、使っているiPhone XSとの相性が良さそうなApple製のAirPodsを買うことにしました。その経緯とレビューは次の記事に書いています。
AirPods第2世代辛口レビューと評価!1や他との違い!最安値通販も!
まとめ
- ケーブルをほどく作業から解放
- 掃除機や電動歯ブラシを使う時も手ぶらで聴ける
- 他の部屋にいても途切れない
- 外部の音が聞こえるモードのおかげで安全
- 映像とのズレは感じない
- 耳元のボタンで曲送り、曲戻し、停止できる
- 電池が切れると使えない
- 耳元で音量調整できない
- 駅など人が多いところで時々途切れる
- アプリを切り替えるタイミングで時々途切れる
- 電子レンジをつけてると時々途切れる
- ケースがデカくて重い
- 通話時は右側しか聴こえない
- 接続解除を忘れて普通に電話すると音が聞こえない
- 8か月で壊れた
正直、全く途切れないで使いたい方にはオススメしません。
そういう方は有線のイヤホンを使ってください。
ですが、多少途切れてもいいので、ワイヤレスイヤホンで生活をガラッと変えたい人にとっては非常に満足度が高いものになっていますね。
ちなみに、Zolo Liberty+を最大限活かすには、音楽の聴き放題サービスが最適です。スマホを持たずに手ブラでエンドレスに好みに合った曲を流してくれます。
一番メジャーなのがApple Musicです。AppleなのでiPhoneとの相性がいいし、聴きたい曲は大抵あります。３ヶ月間無料で使えるので、一度試してみてもいいかもしれません。
私のレビュー記事はこちらです。
さらに、オーディオブックの聴き放題サービスというものもあります。隙間時間にも小説やビジネス書などを楽しみたい方に最適です。有名なところだと、audiobook.jpというサービスがあります。こちらはAmazonのオーディオブックのラインナップなんかよりもずっと多いです。文字で読むのと音声で聴くのとでは、かなり印象や記憶への残りかたが違うので、一度試してみるといいかもしれません。
こちらは、30日間無料で使えますね。
レビュー記事も書きました。
