Amazon S3とお手元のWindowsやMac内のフォルダと簡単に同期できたら便利ですよね。そのためのツールが色々あって、比較検討してみたのでご紹介します。
DragonDisk
DragonDiskは通常のファイル転送ソフトのような見た目ですが、S3と同期する上で、便利な機能があります。それは、Sync Jobsというものです。
同期元(お手元のパソコン)のフォルダーと同期先(S3ののバケット)を紐付けておき、したい時にクリック一つで同期させることができます。
WindowsもMacも対応していて、無料でここまでできるのは他にないです。
ちなみに、シリウスというWEBサイト作成ツールで生成したファイルをS3と同期する手順を次のページの「DragonDiskを使って同期させる」にまとめました。シリウスではなくても、設定の仕方は同じなので、参考にしてみてください。

S3 Browser
DragonDiskと同様に同期元と同期先を保持しておけます。また、有料のプラグインを買うと、マウント(※)することができるようです。ただ、WindowsのみでMacはありません。
※S3のバケットをあたかもパソコンのフォルダのように使えるようにすることを「マウントする」と言います。
CyberDuck
Windows、Mac両対応の定番のファイル転送ソフトです。わかりやすいですが、DragonDiskのように同期の設定を維持できるわけではないので、毎回フォルダーを指定する必要があります。
ExpanDrive
こちらもマウントできるソフトです。マウントできると何がいいかというと、DragonDiskのようにわざわざ1クリックしなくても自動的にS3側に変更が即座に反映されることです。こちらは、有料です。
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Transmit
こちらもマウントできるソフトで有料になります。
goofys
こちらはプログラマーさん向けのソフトと言えます。Go言語でできたオープンソース(無料)のソフトです。
ただ、設定が難しい上、あまり安定していなくて、複数のファイルを一度に入れると、マウントが外れてしまうことがありました。
下のサイトが詳しく使い方を説明しています。
s3fs-fuse
こちらもgoofysと同じくプログラマーさん向けのマウント用ツールで無料です。ただ、goofysより転送速度がずっと遅いです。
これの拡張版としてyas3fsがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。S3と同期するためにたくさんのツールがあることがお分かりいただけたと思います。
ぜひ色々試してみてください!