海外ASPのCommission Junction(通称CJ)から報酬基準額の 100ドルをようやく超えたので、家に報酬の小切手が送られてきました。換金する手順をご紹介します。
小切手はこんな感じです。

小切手が届くまで
CJの管理画面でCJ側でいつ支払い処理を行ったかを確認できます。


2016年12月19日でした。
うちに届いたのが、2016年12月29日だったので、10日くらいかかったことになります。
小切手を銀行で換金する
換金可能な銀行
残念なことに、CJからの小切手を換金できる場所は限られています。近場の銀行に足を運んで確認したところ、以下のような結果でした。
みずほ銀行 | ○ |
東京三菱UFJ銀行 | ○ |
新生銀行 | ○ |
あおぞら銀行 | × |
ゆうちょ銀行 | × |
海外からの小切手はあまり例がないようで、どの銀行もイヤそうに見えました。
自分の口座があるみずほ銀行で換金することにしました。東京三菱や新生で換金するにしても、換金する銀行に口座が必要になります。その口座に振り込む形で換金するためです。
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高い手数料
さらに残念なことに、換金する際にかかる手数料が恐ろしく高いです。入金する口座の種類によって額が違います。
個人口座宛ての場合
被仕向送金手数料 | 2,500円 |
接受銀行支払手数料 | 2,500円 |
合計 | 5,000円 |
法人口座宛ての場合
円為替取扱手数料 | 2,500円 |
被仕向送金手数料 | 1,500円 |
接受銀行支払手数料 | 2,500円 |
合計 | 6,500円 |
接受銀行支払手数料というのは小切手の宛先のBank of New Yorkへの手数料になります。
自分はCJ側で支払先を自分の会社にしていたので、小切手も会社の名前宛てに発行されていました。なので、6,500円かかることになってしまいました。この額は、東京三菱や新生銀行で行っても同じです。
銀行をはさむから高くなるんだろうと思って、Bank of New Yorkの支店で直接換金できないものか電話で問い合わせてみました。でも、回答は「銀行を通してもらわないと換金できません。」とのことでした。
外国為替の窓口で手続きをする
外国為替の窓口での手続きになります。銀行にもよりますが、一般の窓口と階が違ったりします。
通帳とお届け印が必要になるので持参してください。
必要書類に記入すると、銀行の方が小切手に書いてある「Bank of New York」に照会をしてくれるのですが、Bank of New York側から返事がすぐにこない場合があります。その場合は、後日また銀行にくる必要があります。(銀行の担当者が準備ができたら電話してくれます)
私の場合は翌日には電話をもらって、銀行に行き手続きを完了させました。(ここでも通帳とお届け印を忘れずに)
その場で通帳に記帳してくれます。

他店券18(292)
と記入されるのですが、これは18日から有効な資金ということらしいです。あまり小切手の仕組みに詳しくないのですが、自分は16日にこの処理をしたので、資金として使えるようになるのは2日後ということです。(292)というのは、処理をした支店番号です。差引残高の数字の左にはアスタリスク(✴︎)がつきます。
さいごに
今回の報酬は13,569円だったのですが、そのうち手数料として6,500円を失ってしまうのは勿体なさすぎると思いました。
対応としては、最小支払額をもっと高くして手数料の比率を下げるしかないかな、と思っていました。
例えば、10万円のうちの4,000円だったらそこまで痛くないですからね。
通常CJは日本への銀行の振込には対応しておらず小切手での受け取りになってしまいます。でも、よく調べると、Payoneerというサービスを間にはさむと、MasterCardのATMから引き出せるようになったり、日本の銀行への振込も可能になることがわかりました。その方法を次の記事でご説明しています。
