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「読書が『知識』と『行動』に変わる本」を読みました

大岩俊之さんの「読書が『知識』と『行動』に変わる本」を読んだので、学んだことを中心に要約と感想をお伝えします。

この本を読んだ目的

  • 読書を行動と成果につなげる
  • TODOリストが多くなりすぎてなんにも実現できない問題への解決策
  • 読書マインドマップのうまいやり方
  • 今村さんなどの稼いでいる人の思考法を身につける

という目的です。

「レバレッジ・リーディング」との違い

この本は以前に読んだ「レバレッジ・リーディング」に近い内容だったのですが、独特で勉強になる部分もありました。

本田 直之 東洋経済新報社 2006/12/1

「レバレッジ・リーディング」については、下の記事に書きました。

「レバレッジ・リーディング」を読みましたルレアのMOTOさんがおすすめしていたレバレッジリーディングを読みました。 この本を読んだ目的は、3つあります。 読書を成果...

より具体的

より具体的に読書を行動や成果に結びつける方法になっています。

例えば、行動にむすびつけるというプロセスについては、レバレッジリーディングでは読書後にまとめたメモ(レバレッジメモ)を繰り返し読み返していれば、条件反射的に実践できるようになる、というものでした。

しかし、この本では、後で書きますが、例えば「目標を達成した後にどう感じるかイメージしてみよう」など、行動につなげる方法がたくさん書いてあります。

逆に本質はレバレッジリーディングのほうがわかりやすいです。

繰り返し本を読む

レバレッジリーディングでは、メモにまとめたら基本的にはもうその本は読む事はない、と言っています。しかし、この本では、何度も読む事で、新たに学ぶことがあるとしています。

では、この本で学んだ内容にはいっていきます。

効率的によむ

カラーバス効果(レバレッジリーディングの感想を参照)を発揮するために、最初に本を読む目的を決めます。

  1. 目的を決める
  2. 「はじめに」、目次、「おわりに」を読み概要をつかむ
  3. 質問を決める(掘り下げた目的)

3の質問が本を読み進めるうちに「行動目標」に変化していくと理解しました。
1〜3を20〜40分で行います。

整理する

本を汚しながら読むことと読後にまとめることはレバレッジリーディングと同じです。

違うのはマインドマップで書くことをおすすめしていることです。

まず、マインドマップに上で決めた目的と質問のブランチを書き、それに答える形で他のブランチを足していくというやりかたです。

また、もうひとつの方法として、本の章ごとに構造化してマインドマップを作るやり方も紹介していました。

効率よくやりたい人は前者、じっくり全体を理解したい人は後者がおすすめです。

記憶する

より記憶に定着させるために下のような方法があります。

  • 感情を動かしながら読む
  • アウトプット前提で読む
  • 物語にしてしまう
  • ありえないイメージを想像する
  • 体に貼り付けるのをイメージする

物語やありえないイメージは面白いですね。
例えば「楽天」を覚えたいなら、三木谷社長が肩にかみついてくるイメージを想像したりとか。

行動する

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行動目標をつくる

最初に決めていた質問を読んでいる中で行動目標に変えていきます。

具体化する

SMARTの法則に従い、その行動目標に具体的な数字や期限、優先順位をつけます。

  • Specific(具体的な)
  • Mesurable(計測可能な)
  • Achievable(達成可能な)
  • Realistic(現実的な)
  • Time-bound(期限のある)

五感で感じる

ワクワクしてモチベーションをあげるために、その行動目標を達成した場面を五感で感じます。

NLP(神経言語プログラミング)では、五感をVisual(視覚)、Auditory(聴覚)、Kinesthetic(身体的感覚)の三つに分類していて、VAKモデルというそうです。人によって三つのうちどれが優位かがあるようです。

その三つそれぞれに対して質問していきます。

  • それを達成した時、何が見えますか?
  • それを達成した時、何が聞こえますか?
  • それを達成した時、何を感じますか?

現在の位置を把握する

行動目標を達成した状態を100%として、今の状態は何%なのかを考えます。
そして、その理由を考えます。

例えば、「現在40%なのはなぜですか?」といった具体です。

達成までの途中をイメージし、そこに至る行動を5個あげる

10%と足した50%だとどのような状態か?をイメージする。
50%になるためにできることを具体的に5個書き出す。

1つ選ぶ

5個のなかからやってみたいものを一つ選び、

「それをやったらどんな結果が予測できますか?」

という質問を自分にする。

1週間でできることをあげる

さきほど選んだ一つをやるために、1週間以内にできることをあげる。
そのなかからまた一つ選び、いつやるのかを決め、達成したときの感情を確認する。

誰かに宣言する

家族やSNSやブログで宣言すると、効果が高まる。

感想

感情やイメージやストーリーを使った記憶は、全然やってなかったですね。確かに使えそうです。

若干最後の行動の細分化は具体的すぎて余計に分かりにくくなっていた気もします。最初に決めて目的、質問、ギャップを埋めるための行動、一週間でできることに分解など、ちょっと階層化されすぎてて、そのままやろうとすると混乱しそうです。

あまりそのまま受け取らず、なるべく細分化したほうが達成しやすい程度に考えたほうがよさそうです。とはいえ、細分化ってきりないですし、どこまでやるの?とか、やってみないと見えないことも多いよね、って疑問が残りました。

達成した状態を五感で感じるのはやってなかったので、今後やってみます。細分化後の項目ごとにイメージするのも大事なようですね。やってみます。

宣言が大事ってことでさっそく家族にサイト作成数の目標と期限を宣言しました。ただ、宣言って誰にでもできるもんじゃないなとも思いました。方向性や考え方が違う人に宣言しても、足を引っ張られるだけになりそう。

本を読む前の目的決め、概要把握、質問決め、のプロセスは今後の読書でやっていきます。

この本を読んで書いたマインドマップ、汚いですが貼っておきます。

「読書が『知識』と『行動』に変わる本」のマインドマップ

ちなみにマインドマップについては以下の本が参考になります。

トニー・ブザン (著), バリー・ブザン (著), 近田 美季子 (翻訳)ダイヤモンド社; 新版 (2013/2/16)

要約と感想も書きました。

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