STINGER8ようやく登場しましたね。前バージョンのSTINGER PLUSが素晴らしいテーマだったので、待ち望んでいました。
結論から言うと、STINGER PLUSに比べて、シンプルでカスタマイズしやすくなった反面、機能が減りできることが少なくなっています。
ではどうやってカスタマイズするの?と思いますよね。
CSSやHTMLやPHPといったソースコードを編集してカスタマイズする必要があります。
なので、カスタマイズするにはCSSやHTMLやPHPの知識が必要です。
実際にダウンロードして、本当に機能が減っているのか見てみました。
以前のSTINGER PLUSでは、STINGER管理という画面があり、そこで様々な設定ができました。
STINGER PLUSの設定画面

STINGER8だとその画面はありません。
STINGER 8の設定画面

そして、見た目上の細かい調整ができるカスタマイザーは、STINGER PLUSだと独自の設定項目がたくさんあったのですが、STINGER8では一切無く、WordPressのデフォルトのままです。
STINGER PLUSのカスタマイザー

STINGER 8のカスタマイザー

画面上から何もできなくなっていました。。。
今回のコンセプトは、製作者ENJIさんの下の言葉に表れています。二つとも公式サイトからの引用です。
前バージョンの「STINGER Plus+」や公開中の「AFFINGER4」「micata2」はWeb知識の少ない方でも簡単に様々なカスタマイズが出来るようにと進化を重ねてきました。
その反面、ファイルや使用しているプログラムが増え古くからテーマファイルを直接カスタマイズしているユーザーからは「自分でするカスタマイズがわかりづらくなった」という声も頂くようになりました。「STINGER8」では、可能な限りのファイルや機能を減らし、イチからカスタマイズしていきたい方の為に最低限の構造のみ残した非常にシンプルなテーマとなっています。
シンプルに軽く、ただ「記事を書くこと」に特化したテーマを使用したい方や自身の好みのプラグインをたくさん使いたい方、CSSやhtml、PHPがある程度わかり自身でガリガリとカスタマイズされたい方などに最適のテーマになっていると思います。
こんな方におすすめ!
- シンプルに記事を書きたい
- 好きなプラグインを気にせず使用したい
- 自分でガンガンとカスタマイズしたい
昔のバージョンからCSS、HTML、PHPをいじってカスタマイズしてきた方には都合が良いのかもしれません。
ただ、基礎知識があったとしてもこれから使い始める人には、設計書もないなかで、ソースコードを編集していくのはかなり厳しいと思います。
無料版はハードルを落として初心者でも入りやすくするのが普通かなと思うので、STINGER PLUSの公開を止めてSTINGER8だけにした意図はちょっと理解に苦しみます。(これまで無料で提供して頂いたことには感謝しかありません)
STINGER PLUSの機能を受け継いだ有料版のAFFINGER4で本格的にマネタイズする方向にかじを切ったのでしょうか。
まんまと自分はAFFINGER4を買ってしまいましたが(笑)
そんな、AFFINGER4を実際に使ってレビューを書いたのでよろしければご覧ください。
