ブログでよく見るキャラクターを使った吹き出しや会話風な表現ですが、一定数うざいと感じる読者がいます。なぜうざいのかを分析してみました。そしてうざくない使い方についてもご紹介します。
師匠、吹き出しってウザくないですか?なんか著者の自己満足みたいで。
何を言う!弟子よ。
吹き出しは漫画やアニメに慣れた現代人に親しみを持って読んでもらうのに最適な形なんじゃ。
もくじ
差別化や読みやすさを求めた結果らしい
私自身は、実際に起きた会話を表現する時を除いて、吹き出しを使うことはありませんが、こんな感じで使われることが多いですよね、とお伝えしたくて冒頭で使ってみました。
吹き出しを使っている方の意見を読むと、少しでも世界観を出して差別化したいと言うのと、リズムができて読みやすいから、という理由があるようです。
自己主張できないのでキャラに言わせてない?
なんというか、ブログの1記事の著者は1人です。全部その人ですよね。って思ってしまいます。読者が子供じゃない限り。
差別化とか読みやすさって言うけど、著者自身が自己主張できないので、キャラに言わせてるように感じてしまうんですよね。
本質的にブログは、読者に対して何か情報を教えるという目的を持っています。本質的にブログは説教臭いのです。私の記事をいくつか読んで頂ければそう感じると思います。
吹き出しを使ってボケやツッコミ役を用意することで、説教臭さを緩和させようと言う意図もあるのかもしれませんが、人によってはそれが少し卑怯だなと感じる人もいるでしょう。それがうざいという感想になってきます。
書籍にも対談形式のものがありますが、多くは編集者やライターが著者にインタビューする形から来ているので、本当に人格が2つで成り立っているんですよね。
それに対して、ブログの吹き出しって全部著者自身の思考をいくつかの人格に分けて語らせているところから、気持ち悪さが来ているのかもしれません。
これって、責任の所在を明確にしたがらない、日本人らしさから来ているようにも思えます。
自己主張したくない割に世界観はダダ漏れしてる
吹き出しに使うキャラのイラストや設定ってかなり著者の好みが出ていますよね。自己主張したくなさそうなのに、そういったキャラの世界観は出てきちゃってるのがなんとも言えない気分になります。
と言うのは、大抵ブログに来る人は、検索エンジンから何か調べたくて来ているわけで、そのテーマから全く関係ない世界観を見せられてもノイズにしかならないためです。
検索エンジンから来た読者が世界観を必要としていない根拠の一つは、Googleで検索すると表示される「AI による概要」と言うセクションです。
これって、AIが自動生成した記事みたいなものなのですが、ここは装飾もない無機質な文字だけで世界観のかけらもないですよね。読者が求めている形がここに表れていると考えられます。
吹き出しがうざくないケース
ここまでは吹き出しのうざさを分析してきましたが、吹き出しを絶対使ってはダメと言うわけではありません。うざくないケースもあるのでご紹介します。
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既に世界観のブランディングが確率している場合
別のメディアなどで、既に世界観がブランディングが完了していて、読者はその世界観を求めてブログに来る場合です。
わかりやすいように極端な例を出しますね。
例えば、ドラえもんって漫画がありますよね。
ドラえもんの公式ブログがあった場合、ブログに来る読者は、登場キャラクターに既に親近感を持っています。なので、のび太やドラえもんが吹き出しで語った方が、地の文で語るよりも、読者は嬉しいでしょう。
ドラえもんまでいかなくても、ある程度キャラ自体が知られていて親近感を持ってもらえるなら吹き出しはとても良い形になります。
実際に起きた会話を再現する場合
ブランディング済みのキャラを持つ個人ブロガーなんてそうそういないので、多くの人はこちらがメインの使い方になるでしょう。
ブログでは体験談を書くことが多くなります。なので、実際に体験した他者との会話を載せることも多いです。その場合、例えば、
たい「師匠、吹き出しってウザくないですか?なんか著者の自己満足みたいで。」
ブログ師匠「何を言う!弟子よ。吹き出しは漫画やアニメに慣れた現代人に親しみを持って読んでもらうのに最適な形なんじゃ。」
って書くよりも、吹き出しで書いた方が見やすいですし、会話の重要性を強調できます。
対面で会話した内容だけでなく、電話で話した内容や、LINEなどテキストやり取りした内容に使っても問題ありません。
楽しく継続できるのが最重要
ここまで、吹き出しはうざいと言う前提に立ってご説明してきましたが、吹き出しを愛用しているブロガーさんに不快な思いをさせてしまったら申し訳ないです。
仮に読者からうざいと思われても、ブロガーさん自身が吹き出しを使うことで楽しくブログ運営ができて継続できるなら、使っても全然問題ないと言うのが正直なところです。
以下のSEOの記事にも書きましたが、内容が読者の問題解決に貢献していることが最重要なので、問題解決に貢献してさえすれば、形式が吹き出しであろうとなかろうと、読者は優しい目で読んでくれるはずです。

要は吹き出しは読者のためというよりは、ブロガーさんご自身のためと理解して使うのが良いということです。
さいごに
ブログの吹き出しや会話形式のうざさの分析と、うざくならない使い方についてご説明しました。
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