ブログアフィリエイトで書く記事として2種類をお勧めしています。それはレビュー記事と問題解決記事です。今回は問題解決記事の書き方をご説明します。
もくじ
ブログはそもそも問題を解決するために読む人が多い
皆さんはどんな時にブログを読みますか?
最近だとダラダラと時間を潰すために読む人は少ないのではないでしょうか?そのようなエンタメ的な役割はYouTubeやインスタが担っているのではないでしょうか?
しかし、ブログは無くなっていません。ブログはある程度の長文のコンテンツとしての役割を果たしています。人によっては映像や音声よりも文字の方が短時間で多くの情報を摂取できるので一定のニーズがあります。
真剣に何かの問題、悩み、願望を解決したいとなった際は、文字から多くの情報を収集してから冷静に判断したいとなった場合、ブログは貴重な情報源になります。
なので、問題解決記事というのは、ブログにおいて王道のスタイルと言えます。私はレビュー記事と問題解決記事の2種類をお勧めしていますが、実はレビュー記事も問題解決記事に含まれています。
「〇〇という商品の他人からの評判を知りたい」
や
「〇〇という商品を使って△△という問題を解決したい」
という問題を解決しているためです。
ただ、レビュー記事は問題解決記事の中でも、特にマネタイズがしやすく、特別なノウハウもあるので別のスタイルとしてご説明しているということです。
元々はこの問題解決記事からレビュー記事も派生しているので、問題解決記事の書き方をマスターすれば、当然レビュー記事も上手に書けるようになります。ちなみにレビュー記事の書き方は以下で説明しています。重複している部分も多いので、一度目を通して頂けると本記事も理解しやすくなります。

人生のマイナス面が全てネタになる
この問題解決記事を修得すれば、生きていてぶち当たった問題全てがブログのネタになることが実感できます。
人助けもできて、それをお金にもできるなんて最高ですよね。
何か困ったことがあっても、前向きに捉えることができるようになります。
知名度や商品力が無くても売れちゃう問題解決記事
レビュー記事はマネタイズがしやすいとお伝えしましたが、実は問題解決記事でもマネタイズはできます。
しかも、レビュー記事とは全く違うプロセスで売れるので、大きな可能性を秘めています。
レビュー記事というのは、検索してくる読者が、もう既にある商品について知っていて、買おうか迷っている状態です。つまり、ある程度の知名度や商品力があるということです。
しかし、問題解決記事では、問題解決の中である商品が必要だと読者に理解してもらえれば、こちらの好みの商品を紹介することができるのです。決して知名度のある商品の必要はありません。
もちろん、不自然に高かったり変なものを紹介しても売れませんが、本当に問題解決に役立ったものであれば普通に売れます。
例えば、以下ではハードディスクを紹介しています。Buffaoという大手メーカーの製品ではありますが、ハードディスクは正直どこの会社の製品でも変わりません。つまり商品力がとりわけ高いというわけではないのですが、コンスタントに売れています。
Mac TimeMachineでの外付けHDDのパーティションの考え方
テーマ(問題)と狙う検索キーワードを決める
テーマは実際にあなたが解決した問題にします。
詳しいやり方については以下で説明しているのでご覧ください。この記事は以降で度々言及するので、以降は【テーマ選定記事】と呼びます。

とはいえ、解決にまでは至らなかった問題を書いてはいけないわけではありません。その場合、後述するように、試行錯誤した過程と勇気の提供が必須になります。
次に狙う検索キーワードを選定します。基本的に検索エンジンからの集客になるので、どのキーワードで検索するユーザーをターゲットにするのか決めます。それについては以下で詳しく説明しています。この記事は以降で度々言及するので、以降は【キーワード選定記事】と呼びます。

以降はテーマ(問題)とキーワードの選定が終わった前提でご説明していきます。
記事タイトルは本文執筆後に作ればOK
記事タイトルには狙う検索キーワードを盛り込むのと、インパクトを持たせることが必要です。キーワードについてはもうこの時点で決まっていますが、インパクトがある言葉は、本文を執筆しながら見つかることが多いので、記事タイトルは本文執筆後に決めるのがおすすめです。次の記事で詳しく説明しています。

ちなみに、次の記事で説明したように、記事のURLについては狙うキーワードが決まっている段階なら決められますので、本文執筆前に決めてしまいましょう。

おすすめの記事構成はこれだ!
ここもレビュー記事と似ています。ただ、商品のメリットデメリットをまとめる必要がないので、「3.まとめ」はありません。その代わり、悩める読者を励ますために「3.さいごに」で勇気を提供します。
要素 | ポイント | |
---|---|---|
1 | 導入部分 |
|
2 | 時系列エピソード |
|
3 | さいごに |
|
「1.導入部分」と「3.さいごに」は短く、1セクションで完結します。
「2.時系列エピソード」は記事の本体に当たる部分で量がダントツで大きくなるので、複数のセクションに分かれます。
セクションは見出しで区切ることで分けます。見出しというのはH1、H2、H3...とレベルがありますが、以下の記事で詳しく説明したように、基本的にH2のみを使います。

1.導入部分
何を伝えるかの概要と読者への約束
この記事は何を伝える記事なのか概要を書きます。
問題解決記事なので、基本的には、「〇〇と言う問題があったのですが、なんとか解決できたので解決方法をお伝えします」と言うことになります。
それと同時に、検索キーワードの疑問文にしっかり答えますよ、と宣言することになります。検索キーワードの疑問文というのは、【キーワード選定記事】をご覧ください。
ここでは読者と約束する感覚を持ちましょう。導入部分で宣言したことの詳細は必ず記事の中で書かれていることを読者に約束しているということです。逆に、記事のなかで書けないことは、導入部分で宣言しないようにしましょう。
約束を守る誠実さが、購入率や他の記事を読んで滞在時間を向上させてくれる確率を上げてくれます。
ちなみに、導入部分は記事タイトルのすぐ下なので、見出しはつきません。
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ディスクリプションになることを意識
冒頭80文字程度がGoolgeの検索結果のリンクの下の黒い字で書かれているディスクリプションと呼ばれる部分に使われる可能性があります。なので、記事タイトルと同様、検索キーワードに答えていることとクリックしたくなるインパクトを意識しましょう。
導入部分が80文字以上になっても構わないです。タイトルに入れられなかったキーワードもここで盛り込んでいきましょう。ただし、導入部分で触れたことは、以降で詳細を必ず書く約束をしていることになるのをお忘れなく。
ライバル記事とのディベートで勝っているポイントを打ち出す
【キーワード選定記事】でお伝えしたように、狙っているキーワードで検索した際に上位表示されるライバル記事に仮想的にディベートしたら勝てると見込んで記事を書き始めています。
導入部分では、その勝てるポイントを打ち出しましょう。そうすることで、読者はこの記事の内容までしっかり読もうという気持ちになります。
例えば、ライバル記事の解決策ではもしかしたら根本的な解決策になっていなくて再発してしまう可能性が残ってしまうようであれば、
「ネット上の記事では、全然根本解決になってないんですよね。なので、この記事では再発させない根本的な解決策をご説明します。」
などとします。
他には、ライバル記事の解決策が非常にお金がかかるものばかりであれば、
「ネット上の記事だと、お金がかかる解決策ばかりなんですよね。そんなにお金があれば誰も苦労しないですよね。なので、本記事ではなるべくお金をかけずに改善する方法をご紹介します。」
などとします。
ここはご自身が困っていた時に、色々と検索して感じたネット上の記事への不満を思い出して書くと共感を呼ぶ文章になります。そもそもネット上の記事が完璧で簡単に解決できてたら、あなたも問題だとも思わなかったはずです。なんで、かゆいところに手が届く良い記事が無いんだ!そういった義憤の気持ちを利用して記事を書くと、読者をひきつけやすくなります。
2.時系列エピソード
エピソードスタイルで書く
ここからは、物語のように時系列で出来事が進む体験記になります。
基本的には
問題にぶつかる⇒試行錯誤⇒ようやく解決
という流れになると思います。
全てエピソードスタイルで語っていきます。エピソードスタイルで書くと滞在時間、読了率が上がり、結果的に上位表示しやすいです。エピソードスタイルには、自身の感情に注目することが大事なのですが、それについては、以下で詳しく説明しています。

「問題にぶつかる」「試行錯誤」「ようやく解決」は時間の流れがわかりやすいので挙げましたが、この3つだけにセクションが分かれるわけではありません。それぞれが2つ以上のセクションになりえます。見出しも機械的にこれらの文言は使わずに、エピソードの中でインパクトのあるフレーズを使います。
筆者の属性や背景を適宜書く
序盤では問題に関係するような筆者の属性や背景をエピソードに交えて書いていきます。読者に「私と似ている」と思ってもらえれば、共感を呼び読了率が上がります。
ただ、レビュー記事とは違い、問題解決策さえしっかりしていれば、そこまで細かく書く必要はないかもしれません。読者は早く結論をという気持ちが強めですし。とはいえ、問題に関係する部分はある程度書いてあげましょう。
試行錯誤はダメだった策も紹介する
正解の解決策だけでなく、そこに行き着くまでに試行錯誤してダメだった策も紹介してあげると親切です。それについては試さなくていいと判断できるからです。
専門家に相談しよう、病院に行こう、で終わらせない
解決策がなくて、専門家に相談しよう、病院に行こう、という結論だけで終わらせないようにしてください。
なんのために検索してブログを読んでいるか分かりません。
仮に専門家に相談して解決できたとしたら、具体的に専門家にどんなことをしてもらって解決できたか細かく紹介しましょう。病院も同じで、どんな治療をしてもらえたかを詳しく説明しましょう。
あるいは、たくさんの専門家がいたり病院があったりする中で、どのように選べばよいかの選択方法を教えてあげましょう。
ただただ辛かったで終わらせない
問題解決策を提供できておらず、ただ辛かったり苦しんだ経験だけを綴ってしまう人が多いです。
レビュー記事の場合は、何かを買っても問題を解決できませんでした、という実体験を書くだけでも価値がありますが、問題解決記事の場合はそうではありません。
ご自身が実際に困っていたときにタイムスリップしたとして、その記事を読んで少しでも役にたつという基準で考えてみてください。
専門家や病院の選び方程度でもなんらかの知恵や、後述する勇気を提供してあげてください。
3.さいごに
ここは全体の総括をするのと、悩める読者に対して勇気を提供します。
「この方法で必ず少なくとも今よりは楽になるので、あきらめないでくださいね」
「こういう考え方をすれば、少し気持ちが楽になりますよ」
などと伝えます。
レビュー記事では基本的にご自身の体験をできるだけ共有することを目指しています。しかし、それに慣れてしまうと、問題解決記事でも、ただただ辛い体験を書き連ねるだけになりがちです。
しかし、問題解決記事では少しでも楽になることを目指して読者は記事を読んでいます。なので、気持ちの面でもある程度楽になるようなことを伝えてあげましょう。
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商品紹介チャンスはエピソード中と最後の2箇所
ではどこにマネタイズのチャンス、つまり商品を紹介できるチャンスがあるかというと、エピソード中と記事の最後の2箇所のみです。
まずエピソードの中で、解決に役立った商品を購入するシーンなどで紹介します。ただ、エピソード中はサラッとリンクを貼る程度にしてください。あくまでも問題解決策が主役の記事なので。
記事の最後は割と詳しく紹介しても大丈夫です。問題解決策を最後まで読んでくれている読者は、筆者に対してある程度の信頼感を持ってくれているはずなので、商品を詳しく紹介しても売り込みとは思わないためです。
さいごに宿題
問題解決記事はレビュー記事と考え方はかなり共通していますが、筆者の純粋な体験だけではなく、知恵や勇気の提供が必要になることがご理解頂けたら幸いです。
では今回の宿題です。問題解決記事を書いてみましょう。
テーマ、キーワード選定まで終わった状態で、本記事を読んで頂いた前提の宿題です。
- 問題解決記事を1記事書いてみましょう
記事タイトルはまだ作らなくて大丈夫です。
できたら問い合わせフォームから連絡頂けたらなんらかのリアクションを致します。