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外部発リンクのSEOへの影響は?被リンクよりも重要?

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外部発リンクのSEOへの影響をご説明します。外部被リンクのSEO効果のみ注目されがちですが、実は外部発リンクもSEOに重要な影響があります。

リンクの種類は内部or外部、発or被で2×2の4通り

まず語句の説明をします。

WEBサイトで行われるリンクには、

  • 内部 or 外部
  • 発 or 被

の組み合わせで4通りあります。

内部というのは、一つのサイト(ドメイン)内の記事同士のリンクです。

外部というのは、サイト(ドメイン)を超えた記事同士のリンクです。

発リンクというのは、ある記事が"別の記事へ"aタグを使って移動できるようにすることを指します。

被リンクというのは、逆にある記事が"別の記事から"aタグを使って移動できるようにされたことを指します。

この組み合わせで4種類あるのですが、一般的に呼ばれ方が4つに分かれていなくて通称で呼ばれているのでこれを表に整理します。これはおそらくサイト運営者からみて、コントロール可能かどうかでこのような呼ばれ方になっているのだと推察します。

コントロール 通称 英語
内部発リンク 可能 内部リンク internal link
内部被リンク 可能 内部リンク internal link
外部発リンク 可能 発リンク、外部リンク outbound link
外部被リンク 基本は不可 被リンク、外部リンク inbound link

内部発リンクも内部被リンクもサイト運営者から見てセットで行われるので、あわせて「内部リンク」と呼ばれることが多いです。

しかし、「外部リンク」というと、外部発リンクを指して使っている人と、外部被リンクを指して使っている人の両方がいます。

ただ、「発リンク」という場合、内部ではなく「外部発リンク」を指すことが多く、「被リンク」という場合、「外部被リンク」を指すことが多いです。

英語だとoutbound、inboundと言えるので、わかりやすいですよね。

本記事は主に外部発リンクについてご説明します。外部被リンクについては、有効であるのは明らかだし、基本的に我々がコントロールできることではないためです。

内部リンクについては以下で詳しくご説明しています。

内部リンクSEO効果の本質とコツ!本当に読者の問題解決に貢献してる?WEBメディアやブログにおける内部リンクの効果や影響、適切なやり方についてご説明します。世の中の記事ではクローラー巡回のためなどと少しテ...

SEOの本質は読者の問題解決に貢献すること

WEBメディアやブログの本質的な意義は次の記事でも説明したように、読者の問題解決に貢献することです。

ブログライティングのSEO対策!G社社員の気持ちになれば本質がわかる!SEO対策について枝葉末節な解説記事が多いですが、Google社のエンジニアの気持ちになって考えると本質が見えてきます。表面的なトレンド...

問題解決への貢献度が高いページをGoogleは評価し、上位表示します。

外部発リンクも内部リンクと同じく問題解決に貢献する

先ほど紹介した内部リンクの記事で、内部リンクは問題解決に貢献することによりSEOの評価を上げるという説明をしました。

Googleに戻さないということを問題解決と考えると、外部発リンクであっても問題解決に至る可能性があります。

アフィリエイトをしたことがある人ならわかると思いますが、アフィリエイトで紹介するリンクは外部サイトです。適切な商品を紹介して購入に至った場合は、Googleに戻ることはないので、問題を解決したと言えます。

すると、紹介している側のページのSEO評価が上がるということです。

厳密にいうと、購入された商品が本当に読者の問題を解決していることが重要です。品質が悪かったり、詐欺商品だった場合は、読者はまた後日Googleに戻って検索をすることになるので。

商品販売ページではなく、情報を載せているページを紹介するのも同じです。例えば、ある製品の使い方で悩まれている読者に対して、メーカーの公式のQ&Aのあるページに対してリンクするなどして紹介すると問題解決するかもしれません。

内部リンクというのは、こういったことを自分のサイト内の別のページに対して行うということです。

内部リンクと外部発リンクで共通しているのは、そのリンクが問題解決に貢献できたら、リンク元のページの評価が上がるということです。

では、違う点を説明します。

あるリンクが読者の問題解決に貢献した場合、リンク先のページはリンク元から被リンクパワーというのをもらえます。内部リンクの場合は、リンク先のページも自分のサイトなので、さらにサイト全体の評価を上げることができるということです。外部発リンクの場合は、リンク元のページは自分のサイトではないのでその恩恵は受けられません。(もちろん複数サイトを所有してて自分の別のサイトへの外部発リンクをすれば恩恵を受けられます)

なので、自分のサイトと別のサイトで同じコンテンツがあるなら、なるべく自分のサイトのコンテンツをリンクした方がいいです。つまり内部リンクです。

ただ、リンク元ページがリンク先に被リンクパワーを渡すとはいっても、リンク元ページから減るというわけではありません。なので、外部リンクもできる場合は、積極的に行いましょう。全てのコンテンツを自分のサイトに投稿できるわけではないので、誰かのサイトに頼る部分は頼るということです。

仮に同じ情報を自サイト内に配置できたとしても、「情報の発信元」が重要な場合があります。例えば、公式サイトの情報です。「公式ではこう言っている」というのを示すためにリンクするので、自サイトのコンテンツではダメなのです。

読者の問題解決に貢献するためには、適切な文脈で適切な位置から適切なコンテンツへリンクする必要があります。そのあたりは内部リンクと同じ考え方なので、先ほど紹介した内部リンクの説明記事をご覧ください。

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そもそもGoogleは飛び先からの飛び先は関知しない

先ほどのSEOの記事でも説明しましたが、Googleはユーザーの「Googleへの戻り方」でサイトの質を評価しています。

検索結果からあなたのサイトに来て、すぐにGoogleに戻ってしまうようでは、質が低いというとになります。なので、リンクを使って他のコンテンツも読んでもらって、問題解決になるべく近づけようとします。

問題解決に近づくかどうかは、リンク先はが自サイトにあるか別のサイトにあるかは関係ありません。そもそも、Googleからみたら、一度飛んだら最初の飛び先のサイト以降、読者がどのサイトにいくかは関知しません。Googleへの戻り方しか得られるデータが無いためです。

GoogleアナリティクスはGoogleのサービスだから、どのサイトに飛んだかも測定しているのでは?という意見がありそうですが、私はそれはないと考えています。Googleアナリティクスのデータを検索での評価に使っていたら倫理的に問題が出るでしょう。

同じキーワードを狙った記事にはリンクしない

別のサイトの記事をリンクする場合、リンク元の記事で狙っている検索キーワードと同じ検索キーワードを狙った記事をリンクするのはやめましょう。

ちなみに、検索キーワードを狙って記事を書くことについては以下で詳しく説明しています。

キーワード選定のコツ!ブログアフィリ初心者向け!戦う市場を選ぶと思え!ブログアフィリエイトをする上でのキーワード選定の方法をお伝えします。商標キーワードなど、SEOや収益向上に有効なキーワードの探し方もお伝...

あなたが検索キーワードを決めて記事を書いているということは、そのキーワードで1位を目指しています。別のサイトのそのキーワードを狙っている記事というのはライバルに相当するのです。敵に塩を送ることになってしまいます。

そもそも、あなたが別のサイトのその記事をリンクするということは、あなたの記事に足りない部分があるということになってしまうので、まずはあなたの記事自体の改善に取り組みましょう。

別のキーワードを狙っている記事でも、あなたのサイト内の別の記事で狙っているキーワード同じ場合はやめましょう。その場合は、あなたのサイト内の別の記事の改善に取り組むべきということです。

しかし、あなたのサイトで全く狙っていないキーワードを狙っている記事なら、別のサイトの記事でもどんどん積極的にリンクしていって問題ないです。

優れたリンク集には価値がある

時々、外部発リンクにすごく抵抗を持っている方がいらっしゃいます。せっかく育てたリンクパワーをライバルに奪われるという感覚があるのかもしれません。

上述したようリンクしてもこちらのパワーが減るということはないのでご安心ください。

少し極論で説明します。

もし仮に外部発リンクが全く無かったらどんなサイトになるでしょうか?

自分のサイトで全ての情報を網羅しなければならなくて、外に開いていない少し息苦しいサイトになると思います。

逆に自分の記事が外部発リンクだらけだったらどんなサイトになるでしょうか?それは単なるリンク集になると思います。でも、ある目的に沿ったリンク集って結構便利なんですよね。私自身もそう言ったページをいくつかブックマークして定期的にアクセスしたりします。

これらは極論ですが、実際は自分で書いたコンテンツと他人が書いたコンテンツへのリンクを適度に混ぜれば、読者の問題解決に効率的に貢献できるはずです。

発リンクは被リンクより重要

先ほど紹介したSEOの記事でも説明したように、外部評価軸の観点から被リンクはSEOに大きな影響があります。

しかし、コントロールは基本的にできません。もちろん、読者にお願いしたりと、色々被リンクを促す方法はあるかもしれませんが、なかなか期待通りになりません。

それに対して、発リンクは完全にコントロール可能であり、間違いなくに読者の問題解決にプラスになります。

なので、私は、被リンク獲得ばかりに注いでいた労力を、ある程度発リンクにも向けることをおすすめします。労力の配分が被リンクに偏っている人が多いように見受けられるためです。

他のサイトの記事では、質の低いサイトから被リンクを否認するためにGoogleへの申請方法などをわざわざ解説されていました。そんなことに労力を割く必要ないです。そんなことは現代ならGoogleのAIがよしなにやってくれます。それよりもあなたのコンテンツでできるだけ読者の問題解決に貢献できるようにはげみましょう。

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WordPressで発リンクしてると被リンクが増える

WordPressにはピンバックという機能があります。これはトラックバックと呼ばれる機能を自動化したものです。以下の公式サイトの説明がわかりやすいです。

トラックバックとピンバック

要は、リンク先のサイトに、「リンクしたよ」という通知をします。リンク先の運営者が承認すると、相手のサイトからもリンクされます。

多くはないですが時々承認してもらえるので、長期的に外部発リンクを増やしていくと、徐々に被リンクが増えていきます。

自サイトか相手サイトがWordPressでない場合は、手動でトラックバックを送ることで同じことが可能です。

リンク切れを放置するとSEOに悪影響

外部発リンクは読者の問題解決に貢献するために配置しているので、リンク先の都合でリンク切れになってしまうと、SEOに悪影響が出てしまいます。それについては対処法も含めて以下で詳しく説明しています。

早急に直して!リンク切れのSEOへの影響と確認&修正方法WEBサイトやブログにおけるリンク切れがSEOにどのような影響があるかをご説明します。復元方法となるべく復元を楽にする方法もお伝えします...

さいごに

以上が外部発リンクのSEOへの影響についてのご説明でした。ポイントはやはり読者の問題解決に貢献することです。ぜひ参考にしてみてください。

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