ダン・S・ケネディさん「究極のマーケティングプラン-シンプルだけど、一生役に立つ!お客様をトリコにするためのバイブル」を読みました。勉強になった点を中心に要約し、感想をお伝えします。
マーケティングの第一人者、神田昌典さんが監訳されています。参考になった点をご紹介します。
もくじ
要約
証言を使う
説得力をあげるために、証言を使うことが重要です。証言は使用前、使用後のものを使います。
また、アピールしたいことと払拭したい疑念をそれぞれリストアップし、証言のなかでふれてもらうようにします。
繁盛しているイメージが大事
人は繁盛している人から物を買いたいと思うものです。
流行やニュースと絡める
話題になっていることやニュースなどに結びつけて紹介すると効果的です。
年間行事にからめる
年間行事は覚えておいて、それに合わせて情報を出していく。以下は引用。
紹介してとお願いする
恥ずかしがらずに、今のお客さんに新しいお客さんを紹介してもらうことが大事です。紹介してくれた人を公表して、紹介しやすい雰囲気を作ります。
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割引には納得いく理由が必要
理由もないのに割引があると「うさんくさい」と思われてしまいます。なので、しっかりとした理由を考えます。
「普段なら会計士にしかられちゃうのですが、今かれは休暇中なので大幅割引します。」などのコミカルな理由も有効。
スクリーニングを回避する
電話して担当者がいない場合、次もこちらから電話させてもらえるように許可をもらっておく。相手に委ねるとスクリーニングされてしまう。
音声対談は親しみやすいフォーマットに
流行のラジオ番組のように、皆が親しみやすいフォーマットにして聞かせる。
専門家に任せる前に自分でできるように
なんでもかんでも任せてはダメ。まずは自分ができるようになることが大事。
広告の賞を誇っているような代理店は使わない
目的は賞ではなく、売り上げをあげること。また、やたらと空白多めのシンプルなコピーライティングを好むところもダメ。
感想
理論が説明された本ではないですが、かなり実践的で泥臭いテクニックが満載で参考になりましたね。
言及されていた本
以下はAmazonなどで販売されていない本です。
- アール・ナイチンゲールの「Greener Pastures」
- ローリー・ピンスキーの「101 way to promote your business」