ブログで稼げないジャンルについて説明します。他の方の記事でほぼ説明され尽くされています。ただ、稼げるジャンルかどうかの本質的な分かれ目や、書きたくなりがちだけど稼げないジャンルをお伝えすることで、よりご自身で判断できるようになるようにご説明します。
もくじ
YMYL、案件が少ない、単価が低いジャンル
これはどの記事でも説明されていることです。
YMYLジャンルは基本的にGoogleで上位表示することはできないため、稼ぐことは相当難しいです。YMYLジャンルに何が入っているかは、調べてみてください。
また、上位表示できたとしても、アフィリエイト案件が無いと稼ぐことはできません。アフィリエイト案件があるかどうかは、各ASPに登録して案件を見るとわかります。
案件があったとしても、1件の成約での単価が数十円などだとなかなか稼ぐことは難しいです。
ちなみに、稼げないからといって、記事を書いてはいけないわけではありません。
以上が巷でよく言われるブログで儲からないジャンルです。ここからは私独自の本質的な考え方と、具体例をご説明していきます。
本質は購入の判断コストの有無
人は何かを購入する時、買うかどうか判断に迷う時があります。
これを買って問題ないだろうか?自分に合った商品だろか?詐欺ではないだろうか?他にもっと良い商品があるのではないか?
といった疑問が出るためです。
そして、購入前に情報を集めたい!という欲望が生まれます。
そこで役立つのがブログです。
適切にその疑問に答えて、商品を紹介すれば自然と売れます。
逆にいうと、購入する際に迷わないようなジャンルは、ブログに出る幕はありません。
例えば、高額な商品、仕組みが複雑な商品などは、事前に情報を集めないと購入する判断ができません。逆に安価だったり、仕組みがシンプルな商品を購入する判断には情報は不要です。
つまり、購入判断が大変かどうか(購入判断コストの有無)、が儲かるかどうかの本質的な分かれ目といえます。
少し抽象的な説明になりましたが、ここから具体的な例をご紹介していくのでわかりやすくなっていきます。特に、書きたくなりがちだけど稼げないジャンルをご紹介します。
コンビニやスーパーに売っている消費財
コンビニやスーパーに売っているカップラーメンなどは、当然アフィリエイト案件があるわけではありません。でも、大企業のメーカーが作っていて有名で、検索ボリュームは多そうです。なので、大量のページビューを獲得して、何らかのマネタイズはできるのではないか?と考え、ブログに書いてみようかなと思ったことがありました。
しかし、こういう商品って、買おうかどうか迷って検索することってないですよね。大した金額ではないので、一度買ってみれば、好きか嫌いかわかりますから。
なので、実はあまり検索ボリュームは多くありません。したがって、マネタイズすることは難しいです。
飲食店
飲食店に行くと、多彩なメニュー、内装、外観など、紹介しがいがあるので、ブログのテーマにしたくなります。
でも、こちらも稼げないジャンルになります。
上述した消費財と同じで、単価はそれほど高くないので、迷ってるなら一度行ってみればいいということになります。アフィリエイトとしては、予約サイトからの予約になりますが、単価は高くはありません。
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商品ごとに差が無い原料系商品
筋トレをしている方の中には、プロテインパウダーを継続して購入している方が多いです。
それなりの金額になるので、アフィリエイトで紹介したら儲かるのでは?と思いがちです。
ただ、プロテインパウダーなどの、ほぼ原料でできているような商品は、商品ごとの差はほとんどありません。なので、価格勝負になるため、ブロガーが何か情報提供をして読者に貢献できることはありません。
商品ごとに差がない商品は、イメージで買われることが多いため、インフルエンサーなどのご自身の知名度やブランドが確立している方なら、それなりに儲けられる可能性があります。
ただ、SEOを主戦場とするブログとなると、インフルエンサーというよりは、有益な情報提供をして集客をすることになるので、このような商品で儲けることはなかなか難しいです。
とはいえ、以下で説明している問題解決記事なら、あまり差がない商品でも売ることは可能です。

つまり、「プロテインパウダー」というジャンルを選ぶのではなく、広げて考えて「筋トレ」というジャンルにして、筋トレに関する様々な商品やサービスとあわせて扱っていくということになります。
書評
読書家の方は、書評ブログを運営したくなる方が多いです。
昔は、アフィリエイト=Amazonというイメージがあったため、本を紹介すれば儲かると考えている方がいらっしゃるのかもしれません。
書籍というのは、価格が低い割に、人気がある作品であれば、ある程度の検索ボリュームがあります。なぜかというと、消費するにはお金というコストではなく、時間というコストがかかるためです。つまり、この書籍は貴重な時間を使って読む価値があるかどうか、が気になり書評を検索してみるということです。アフィリエイトでも普通に売れます。
ただ、残念ながら報酬単価が安いです。紙の本であれば、数十円、Kindle版でも100〜200円程度にしかなりません。価格が低いので仕方ありません。
なので、やるのであれば、書評専門ブログにするのではなく、何か別のジャンルのブログにし、時々そのジャンルに関する本を読んで書評をする程度にするのがおすすめです。そうすれば、書評記事から別の記事に内部リンクを送ることで、ブログ全体をSEO的に強化できます。内部リンクの効果については以下で詳しく説明しています。

本のアフィリエイトリンクは、以下のように紙の本だけでなくKindleや他のプラトフォームでのリンクも簡単に押せるようにしておきましょう。
これは以下で紹介するカッテネというツールで生成できます。

また、報酬単価が1,000円程度になるKindle本体やKindle Unlimitedなどのサブスクも同時に紹介すると、より報酬を増やすことができます。
稼げるジャンルの見つけかた
以上を踏まえて稼げるジャンルをどう見つけるかをご説明します。
ご自身の生活の中で、購入する判断が大変だった経験を思い出して選べば、それが稼げるジャンルになるはずです。そのためには、以下で説明したご自身がエネルギーを注いでいる物事を洗い出すことがおすすめです。

さいごに
儲かるジャンルかどうかの分かれ目は、購入判断のコストの有無ということがご理解いただければ幸いです。
上述したように、ご自身がエネルギーを注いでいる物事に注目すれば、必ず儲かるジャンルは見えてきます。ぜひ参考にしてみてください!
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