やらなきゃいけないと思っているのに手が動かない、そんな時はありませんか?今回はアフィリエイトのモチベーションを維持するために私がやって効果があった実践的な方法をご紹介します。
もくじ
一般的なモチベーションをあげる方法
よく成功哲学の名著などで言われているのが次のような方法だと思います。
- 自己分析をして目標を明確化し、達成した自分をリアルにイメージする
- 計画を具体化してスケジュールをたてる
- 成功している人に会う
- 普段やらないことをやる
このようなことは非常に大事ではありますが、どんな本やサイトにも書いてあることなので、本記事では触れません。こういうことを扱った名著の要約を書いたので、興味があればそちらをご覧ください。
この記事では、上のようなことは十分やっているのにモチベーションが上がらない人に向けて、アフィリエイトに特化してより具体的で取り組みやすい方法をご紹介します。
モチベーションに関するネット上の記事は、私から見るとマッチョすぎるものが多いです。結局根性論か、と思うことがよくあります。また、有料の情報商材のコミュニティに入って交流すればモチベーションが上がる、などといって商材を売りつけようとする記事もあります。
しかし、本記事ではちょっと視点をずらすだけで無理なくモチベーションを上げることを重視しています。
DONE(完了)リストを残す
アフィリエイト作業は、基本的に自分でやることを決め、自分で作業をします。普通の会社のように上司がやることやスケジュールを決めてくれるわけではありません。
なので、自分のTODO(やること)リストを自分で作る人がほとんどだと思います。
TODOリストの使い方としては、やることを優先順位順に並べ、完了した作業にはチェックを入れていきます。そして、定期的に見直して、内容を変えたり新しい作業を入れていきます。その際に、完了した作業は消してしまうのが普通の使い方だと思います。
ただ、この使い方だと精神的に疲れてきませんか?新しい作業がどんどん入ってきて、TODOリストがいつまでもなくなる気がしないので、いつまでも誰かに働かされている気分になりがちです。
なので、私はDONE(完了)リストを並行して使っています。
完了した作業はDONEリストとして、別のリストを作り、それにどんどん入れていきます。定期的にそのリストをプリントアウトし、部屋などのよく見る場所貼っておきます。
こうしておくと、「やらなきゃいけないこと」だけに視点がいくのではなく、自分が「やったこと」に注目できます。自分はこれだけ頑張れたというのが自信につながります。
ずっとDONEリストは増えていくので、いつまで増やしていくの?という疑問が残ります。個人的には、今掲げているビジョンや夢が達成するまでは残しておいてもよいのではと思います。そして次のビジョンを考案する際に、DONEリストを0に戻せば良いと思います。
TODOリストと分ける理由は、管理上の都合です。TODOはやはりやるべきことだけ並んでいたほうが、見やすくやるべきことに注目できます。だらといって、完了した作業をすぐに忘れてしまうのは、自分のモチベーションに優しくないので、DONEリストで時々目にしておくのが大事だということです。
ほんのささいな作業でも、たくさん並んでいると自信になります。
スポンサーリンク
たまには減点方式ではなく加点方式で考える
王道の成功哲学では、目標と計画をたて、そこから逆算してやるべきことを決めてそれを日々こなしていくのが良いとされています。
なので、自分が決めたスケジュールをこなせないと、自己嫌悪に陥ってしまうことはありませんか?これはスケジュールをこなせるのが当然とし、できないと減点方式で自分を評価してしまっているからです。
ですが、人間はロボットではないので、最初に決めた通りに作業ができないことがあることも普通です。体調や気分がすぐれなかったり、その時どうしても他にやりたい作業が出てきてしまったりすることもあると思います。
無理に減点方式でずっと考えていると、やはり精神的にまいってしまい、モチベーションががくっと落ちてしまいます。すると、全く仕事なんかしたくない!という状態になってしまい、さらにスケジュールが進まないという悪循環に入ってしまいます。
そんな時は、加点方式に頭を切り替えてみましょう。全くやらないのが普通で、一つでも作業ができたら自分を評価してあげる、そんな考え方です。
全く作業できないよりは、記事が一つでも書けた方がましだし、そのうちにやる気が出てきて二つ目、三つ目の作業をやりたくなる場合もあります。
そもそも、普通の会社員や納期のある受託仕事と違い、アフィリエイトではスケジュールは守らなければいけないものではありません。
では、なぜわざわざスケジュールをたてるの?という疑問が浮かびますが、スケジュールはビジョンや目標に向かって、具体的にやるべきことをイメージして行動に移すために作るのです。なので、実際に行動して、スケジュールと現実が合ってない、と感じたらどんどん修正していってよいものなのです。
この点は、私もそうなのですが、会社員経験者でスケジュールは守るべきもの!という固定観念を持ってしまった人に意識していただきたいです。
なんでもチェックシートにして視覚化しておく
TODOリストは作っている人は多いですが、数をこなす作業や、ルーティン作業もチェックリストにしてしまう人は意外と少ないのではないでしょうか?
例えば、私の場合は、記事を300記事を書くというのが作業目標だとしたら、A4一枚の300マスの空欄の表を作ります。それを部屋に貼り、日々記事を書いたらその表にチェックを入れていきます。
人間の脳にはゲシュタルト(完全性を求める)という性質があります。
何か不完全なものがあると、完全にしたくてしかたなくなるのです。例えば、ビニールのプチプチと呼ばれる梱包材の一種があります。あれで一部分だけ潰されていなかったら、潰したくなりませんか?誰も求めていないのに。これがゲシュタルトです。
部屋に貼ってある表に空欄があると、無意識にあの空欄を埋めようという意識が働き、記事を書こうと思うようになります。
自分は怠けがちなルーティン作業にもチェックリストを作っています。ある自己啓発書に、「朝に作業を始める前に30分間その日の仕事を全て書き出して予定を組む」というような教えがありました。自分はこれを習慣化する自信がなかったので、とりあえず30日はやってみようということで30日分のチェックリストを作りました。
すると、あまり努力しないでも30日間はやることができました。(もちろん途中にやらない日もありますが、気にしません。そのうちトータルで30日できればいいという考えです。)そして、今もその習慣は続いています。
このようなチェクリストは私は全部で10個程度は並行して使っていて、部屋に貼ったり必ず見る手帳の中に書き込んでいたりしています。
ゲシュタルトについては「ザ・マインドマップ 」という本で知りました。要約を書きましたのでよければご覧ください。
面白いと思えるやり方に変えてみる
この方法はアフィリエイトを始めて3ヶ月程度以上がたった方向けです。
始めて3ヶ月未満のかたは、とにかくやってみるしかないし、まだ新鮮なのでそこまでモチベーションで悩まないかなと思います。
3ヶ月経って徐々にモチベーションが落ちてきたかたは、やり方を変えたほうがいいかもしれません。
今のやり方でやっていても稼げない可能性があります。人間の直感は人間の理性よりも現実を鋭く捉えていることがよくあります。直感がこのやり方は稼げないと気づき、作業がつまらなく感じている可能性があります。
面白いと思えるやり方にしたら稼げるようになるというのはよくあります。
私の場合、○百記事書こう!としてがんがん記事を書いていたのですが、だんだん単調な作業に思え、モチベーションが落ちてしまったことがあります。
その頃、アフィリエイトサイトではない個人ブログの方で、自分が本当に欲しくて買ったものをレビューしていたりしたのですが、その記事については苦痛を感じずに書くことができ、むしろ楽しいくらいでした。そして、ぽろぽろ売上も発生していました。この辺の記事ですね。
そこで気づいたのは、商品を実際に買って体験記事を書くのは苦痛ではない、ということでした。それまで、アフィリエイト作業のなかで商品を実際に買って記事を書くことはあまりしていませんでした。ネットや書籍で得た知識をまとめて記事にして商品を紹介するという記事が多かったです。
そこからは、アフィリで扱う商品も積極的に購入するようになりました。すると、ユーザーの気持ちが前よりもずっとよくわかるようになり、すらすらと記事が書けるようになり、苦痛がぐっと減りました。
記事の質が上がるので、上位表示もしやすくなり、売上も上がるのでいいことづくめです。
確かに、購入の費用はかかりますが、モチベーションが上がらず、むしゃくしゃして豪遊して浪費してしまうよりはずっと生産的だし、読者のためになります。
一商品買うと、いろいろとネタが思い浮かぶようになり、少なくとも10記事は書けるので、投資効率はよいのではと思います。
なので、モチベーションが上がらない時に、この商品を実際に買って体験記事を書くというのはおすすめです。
ただ、これも人によります。私の場合は実際に買って書くことが少なかったので、面白いと思えました。逆に、いつも実際に買って書いている人は、たまには買わずに既存の知識をまとめるような記事を書いたほうが面白いと感じ、成果にもつながるかもしれません。
なので、あなたが面白いと思えるやり方に変える、というのが大事です。
何があなたにとって面白いかを知るために、日々日誌をつけるのがオススメです。日誌といってもたいしたものではなく、例えば次の3点を一言毎日メモるだけでもOKです。
- 今日の作業でうまくいったこととその理由
- 今日の作業でうまくいかなかったこととその理由
- 今日の作業で面白かったこととその理由
最後の面白かったことというのは、なかなか最初は出てこないかもしれないので、「集中できたこと」「比較的苦痛じゃなかったこと」などに置き換えてもらってもよいです。
これを一ヶ月でも続けて、まとまったデータとして分析すると必ず自分が面白いと思える作業の傾向がつかめるはずです。
スポンサーリンク
作業をシンプルにする
作業が複雑だと、脳のいろいろな部分を使い、無駄にエネルギーを消耗し、モチベーションの低下につながります。なので、できる限り作業をシンプルにしていきましょう。
同じ作業はまとめてやる
例えば、基本的なことですが同じ作業はまとめてやるというテクニックがあります。
10記事書くとして、
- キーワードを選ぶ
- ライバルを調査する
- 記事を書く
これを10回繰り返す
よりも、
- キーワードを10個選ぶ
- 10キーワード分のライバルを調査する
- 10記事書く
のほうが、作業がシンプルになります。
というのは、前者はパソコンのいろいろなアプリケーションを行き来したり、脳みその切り替えも頻繁にする必要があります。後者は同じような作業が続くので、一つのアプリケーションで作業でき、脳の切り替え回数も少なくて済みます。
そして、作業をシンプルにする上で意識しておきたいのは、なるべくパソコンの必要のないアプリケーションやブラウザは閉じておく、というものです。人間は見ていないようでも視界に入るだけで、脳の一部は反応してエネルギーを使ってしまっています。
考える時間と手を動かす時間を分ける
手を動かしている時に、考えることができてしまうと、手を動かすことと考えることという二つの作業が発生し複雑になり、脳のエネルギーを消耗していしまいます。なので、1日の作業を始める前になるべく考えるべきことは済ませてしまいましょう。
これはよく仕事術の本には書かれているのでやっている人は多いですが、しっかり考えておいたつもりでも、いざ作業を始めると考えるべきことが次から次へと出てくることはありませんか?
なので、過剰なくらいに考えて具体的にしておいたほうがいいと思っています。よく言われるのは、他人に伝えたらその人が作業できてしまうくらい具体的にしておく(書き出す)のを意識する、ということです。
この点は、下の記事で要約した「エッセンシャル思考」という本で学びました。
スポンサーリンク
あえて反論する
モチベーションを引き出す上で有効なのが、「あえて反論する」ということです。何に反論するかというと、広告主やライバルサイトに対してです。
商品をよく知ったり、市場調査をしていると商品のダメな点が見えてきたり、広告主やライバルサイトの言っていることが、消費者にとって不誠実なことがわかってきたりします。そういう時は、自分はどんどん自分の記事で指摘していくようにしています。
言い方は悪いですが、ケンカは私たちに活力を与えてくれます。消費者に不誠実なものへの反論は悪いことではないと考えています。
例えば、下のような記事です。キャンペーンが期間限定といいながらずっとやっている広告主を批判しています。
不思議なもので、消費者からは評価されたのか上位表示でき、この記事からある程度売上が出ています。
なので最近は広告主やライバルのアラ探しも意識的にするようにしています。
作業場所を変える
これは人にもよりますが、同じ場所でずっと作業をしていると、脳が飽きてしまってモチベーションが下がってしまう場合があります。
なので、私は脳に新鮮な刺激を与えるため、なるべくいろいろな場所で作業をするようにしています。いろいろな場所のカフェや、新しいコワーキングスペースに行ったりします。その辺りは次の記事に書いています。
面白いもので、意外な場所が集中できたりします。静かな図書館なんかよりも、家族連れで賑わっているスーパーのフードコートでめちゃくしゃ集中できたりします。
一時期は電車のなかが集中できることを発見し、山手線をぐるぐる回ってたこともありましたw
さいごに
いかがでしたでしょうか?以上が私が実践しているモチベーションを維持する方法です。
もし他にもこんな方法がある!という場合は、メッセージいただけたら嬉しいです。